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フリーアナウンサーの阿部華也子が、9月15日放送の『秘密のケンミンSHOW極』（日本テレビ系）に出演。出身地・大分県の習慣を力説したものの、県民から異論が飛び出している。

刑事モノのミニドラマを放送。犯人が「3時前10分」と口にしたのを聞き逃さず、刑事が「（2時50分を）3時前10分と言うのは大分県民の証だ！」と突き止めた。

番組は熊本県、福岡県北部でも「3時前10分」を使うと説明。大分県民に街頭インタビューしたところ、複数の県民が「前10分」の表現を用いると白状した。

VTR終了後、阿部は補足説明。「普通ですね。『3時10分前』だと8分、9分のことだと思っちゃうんですけど、『3時前10分』だと間違えようがないんで、こっちの方が効率的なんです」と解説している。

2時50分を「3時前10分」と表現？

久本雅美が「どこまで前っていうと（いい）？」と聞くと、阿部は「15分前ぐらいじゃないですかね…『前15分』ぐらいだと思います」と返答。『サバンナ』高橋茂雄はテレビの収録時に「本番1分前」を「前1分」と表現するのか質問。阿部は「それは1分前で大丈夫です」と苦笑いした。

読売テレビの岩原大起アナウンサーは局の中でも「前10分」という表現を使うか議論になったとし、「3時10分前」だと2時50分か、3時10分か迷ってしまうと指摘。「前10分」の表現を「これから提唱していこうと思います」とした。

だが大分県民の全てが「前10分」を使うとは限らないようだ。大分県民を中心とした視聴者からは「前10分」の表現を疑問視する声が続出している。

《生まれも育ちも大分県民だが、『2時50分』を『3時前10分』と言ったこともないし、周りにも1人もいないんですが…》
《3時前10分とか早口で言われたら関東の人は3時10分だと思っちゃう　大分県で聞いたことないぞ》
《前10分とか言ったことないわ…私、エセ大分県民やったんやろか？とケンミンショーをみてざわついた笑》
《大分県民は別に「3時前10分」とか言いません（身の回り調べ）》

真偽はともかく、理にかなっているのは確かだ。