レゴランドついに閉園か!? ジブリパークが愛知県の話題を独占…

宮崎駿 

宮崎駿 (C)Denis Makarenko / Shutterstock

ついに11月1日にオープンした、「国産ディズニーランド」と言っていいほど超注目のアニメテーマパーク『ジブリパーク』。この陰で、同じく愛知県内にある『レゴランド・ジャパン』が閉園の危機を迎えているという。

「世界的おもちゃのテーマパークとして話題になった『レゴランド』ですが、規模が小さい割にチケットが高い、アトラクションが少ない、そもそもあまり馴染みがなかったなど、不評の嵐ですぐ閑古鳥が鳴く日々へ。今年で開業5周年を迎えますが全く話題にならず、経営不振による閉園は常にウワサされています。そこへ同じ県にジブリパークが来たのですから、店じまいはいよいよ現実味を帯びてきたと言っていいでしょう」(経済誌ライター)

地元の話題はジブリパーク一色のようで、

《「愛知にもついにテーマパークができて嬉しいです!!」 レゴランド、愛知県民にすらなかったことにされてるな》
《中日新聞朝刊、ジブリだらけ レゴランドとの扱いの差…》
《東海のニュース、 ジブリパークのことばっかり…レゴランドには一切触れず》
《ジブリパークが話題になればなるほどレゴランドの存在が…》

といった心配も。もはやレゴランドは風前の灯火だ。しかし一方で、ジブリパークの評価も必ずしも高くない。

強化プラスチック丸出しのカオナシ

「開園ということで取材に行きましたが、まず驚いたのは安っぽさです。園内には『天空の城ラピュタ』のシータを抱きかかえるフォトスポット、『千と千尋の神隠し』の湯婆婆が書類を書きまくるシーンの再現があるのですが、なんと宙を舞うシータ・書類は、どちらもワイヤーが丸見えで『吊り下げてます』と言わんばかり。カオナシの隣に座れる有名シーンのフォトスポットも、強化プラスチック丸出しのカチカチ・テカテカなカオナシでした。ディズニーランドならホログラム投影でもして、カオナシの〝影感〟を再現したことでしょう。日本の技術・発想の限界ですね」(ルポライター)

そもそもジブリ作品自体が、『紅白歌合戦』(NHK)や『ザ・ドリフターズ』のコントのように、〝お決まり〟〝予定調和〟を好んで変化を嫌う日本人の特性に合っただけとも…。

「権威に弱い日本人が思考停止で見ているだけで、ジブリはよく見ると疑問が残る作品も多い。宮崎駿の思想が強すぎる『もののけ姫』や『風の谷のナウシカ』に代表されるように、『文明社会は悪で自然こそ正義』という紋切り型のチープな自然論を展開。『千と千尋』『ラピュタ』に至っては、『なんかイケメンが助けてくれた♪』『空から美少女が降ってきて一緒に冒険した♪』という、なろう小説レベルのご都合展開です。そして最大の罪は、ことあるごとに政権与党を批判しておきながら、自身は息子・宮崎吾朗に世襲させた甘さでしょう」(アニメ評論家)

果たして、ジブリパークは国産ディズニーランドになれるのだろうか。

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