三浦春馬さん出演の舞台にファン複雑…「名前みるの辛いです」

俳優で歌手のソニンが11月21日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。今年に入り、3度目の上演を果たした舞台『キンキーブーツ』が千秋楽を迎えたことを報告し、ネット上でさまざまな声が上がっている。

『キンキーブーツ』は2005年にイギリスとアメリカ合衆国の合作として公開されたコメディー映画。イギリスで靴製造工場を営むオーナーのチャーリーと、タイプの違うドラァグ・クイーンのローラが、既存の紳士靴ではなく、ドラァグ・クイーン向けの特注靴製造を目標に、一緒に工場の経営を立て直す物語。

日本版では、チャーリー役を俳優・小池徹平、ローラ役は、20年に亡くなった俳優・三浦春馬さんの後任として、城田優が担当。製造部門で働くローレン役をソニンが務めている。

ソニンは《遅くなりましたが昨日「キンキーブーツ』大千穐楽を迎えました》《ご観劇、心お寄せくださった皆さま本当にありがとうございました! そして、このご時世に全公演全う出来た奇跡に感謝》と無事に全日程を終えたことをファンに感謝。

続けて《色んな想いを巡らせながら眠りについた昨夜、春馬が夢に出てきました》と、三浦さんが夢に出てきたことを告白。《クシャッとしたあの笑顔で「がんばったね」と頬を包まれました》と振り返った。

ソニンの心あたたまる報告に、ファンからは

《ソニンさんの心の中では今でも三浦春馬さんは生きてるわけだね。舞台お疲れ様でした》
《ソニンさんの夢に出てきた。それを聞けただけでも春馬くんはいるんだなとホッとしました》
《ソニンさんが春馬くんを想う気持ちが夢となって届いたんですね。あたたかい気持ちになります》
《そうなんですよね、「くしゃっとした笑顔」なんですよね、春馬くんは。きっと、ずっと、公演中みんなを見守ってくれていたと思います》

などといったコメントが寄せられている。

三浦春馬さんの名前に脊髄反射するファン

一方で、亡くなった三浦さんの名前をわざわざ持ち出したことに、センシティブなファンからは

《春馬くんは当時色々悩んでいたんだと思う。勝手に美談にしないで!》
《都合の良いときだけ春馬くんの名前を出すの、本当にやめて欲しい…》
《そろそろ三浦さんを解放してあげてほしい。名前みるの辛いです》

などと、心無い声が上がっている。

「三浦さんは2016年から『キンキーブーツ』に主演。舞台では連日スタンディングオベーションの嵐が続き、『第24回読売演劇大賞優秀』男優賞と杉村春子賞を受賞するなど、彼の代表作となりました。ソニンの言葉に嘘はないでしょうが、熱心な三浦さんファンほど、まだ彼の名前に敏感になっているようですね」(芸能ライター)

ソニンは自身のSNSで《純粋に私はキンキーブーツという作品を愛していて、春馬と同じようにブロードウェイで観てからこの役を目指しました》と舞台への想いを語っている。天国の三浦さんも思わず、ソニンに語りかけたくなったのかもしれない。

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