榊原郁恵と渡辺裕太の気丈な振る舞いに涙…「胸打たれます」「素晴らしい」

榊原郁恵 (C)まいじつ

敗血症のため、11月28日に61歳で息を引き取った俳優の渡辺徹さんの妻でタレントの榊原郁恵と、長男で俳優の渡辺裕太が12月5日、都内で記者会見に応じた。

2人が見せた気丈な振る舞いに「素晴らしい内容の会見だった」といった称賛の声が上がっている。

榊原は「世の中がサッカーで熱気が高まっている中、また、足もとの悪い中、お集まりいただきすごく嬉しいです」とあいさつ。「これまでも不死鳥のような人で、入院する直前までは変わりない日常生活を送っていました。集中治療室に入ってからも最後まで諦めず、意識が朦朧としている中でも話しかけるようにし、家族でみとりました」と語った。

さらに「突然のことでしたので、私たちも色々と一生懸命考え、家族葬という決断をしました。生前お世話になった方々には大変無礼をいたしました」と一礼。また、渡辺さんは生前、糖尿病を患い、糖質制限をしていたことから、「なので、棺には山盛りのご飯をいれてあげました」と話し、涙を見せず、最後まで笑いを交えながら会見を終えた。

また榊原のインスタグラムには、《彼の最後をどういう言葉で表現したら良いのか…渡辺にききたいくらいです。渡辺自身が表現する事はもう出来ませんが…コレからも渡辺の事、話題にして頂けたら、嬉しいなぁ》《裕太も明日から仕事復帰。私も様々な片付け事をやりながら…仕事復帰していきます》と前向きな言葉が綴られている。

榊原郁恵の会見に称賛の声

食べることが大好きだった渡辺さんらしい葬儀だったようだが、家族の絆が伝わってくる会見に、ネット上からは

《郁恵さん裕太君、お葬式でまだ間もないなか記者会見、本当にお疲れ様です。本当に笑顔を時々見せながらユーモアを入れての気場な姿に胸打たれます》
《郁恵さんいい奥さんですね。徹さんも棺の中に納められた山盛りのご飯を、喜んで食べていたしょう》
《悲壮感はあまり感じず渡辺徹さんとご遺族の過ごしてきた家庭環境がにじみ出ていた会見でした》
《渡辺ファミリーは仲良いご家族で、ほのぼのさせて頂いていました。徹さん、郁恵さんなら大丈夫と、天から見守っていてくれてますよ》
《まだ亡くなって数日しか経っていないのに記者会見を開いた榊原郁恵さん、渡辺裕太くんには頭が下がる。そして素晴らしい内容の会見だった思う。渡辺徹さんも天国で笑っているんじゃないかな》
《榊原郁恵さんと渡辺裕太さんの会見見てて涙が出る。芸能人ってすごいな。急なことでまだまだ辛いだろうに、しっかりと記者の質問にも答えて。応援したくなる》

など、さまざまな声が上がっている。

「同日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、渡辺さんの追悼特集が放送されました。近年は病気との闘いでしたが、渡辺さんの一番の好物がマヨネーズ掛けご飯というエピソードも紹介されていましたね。棺には『もう制限がないから』と山盛りのご飯が入れられ、祭壇には封を開けたマヨネーズが供えられました」(芸能ライター)

過去に、「俺は大きくなったら息子と一緒に丼いっぱい飯食いたい。家で制限されちゃっているから」とにこやかに語っていた渡辺さん。今頃、天国でお腹いっぱいご飯を食べていることだろう。

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