ジャニオタを侮辱?『君の花になる』がアイドルドラマとして終わってる理由

本田翼 高橋文哉 

本田翼 高橋文哉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

あまりにお粗末な脚本であることから、〝女子中学生の夢小説〟とも揶揄される本田翼主演のドラマ『君の花になる』(TBS系)。

しかし12月13日放送の第9話で、いっちょ前に世間のアイドルオタクにお説教を繰り出し、ネット上で炎上している。

前回の第8話では、7人組ボーイズグループ『8LOOM(ブルーム)』の住み込み寮母・仲町あす花(本田)と、メンバーの1人・佐神弾(高橋文哉)の熱愛スクープが報じられた。

2人は互いに手を取り合い、〝花丸をつけあう〟という行動でイチャイチャしているが、一線は越えていないため、恋愛をしているわけではないと主張する。

するとマネージャーは、〝アイドルファンは勝手に拡大解釈して騒ぐやっかいな連中〟のため、そんな理屈は通用しないと諭すのだった。

第9話では、活動謹慎処分になった弾が、「俺は何も悪いことなんてしていない」「謝りたくない」と発狂。8LOOMのメンバーも弾を擁護していく。

しかし、事務所関係者のトリニティ春日(竹中直人)は、「世間はそういう生き方を選んだ人間に対して好き勝手なこと言うからな。そういうやつらは君の幸せなんて保証してくれない」と、アイドルオタクをディスる。

そんな中、弾だけではなく、8LOOMのメンバーにはそれぞれ、ダンサーになる、自分の曲を歌う、MVを撮りたい、大学院に行きたいなど、さまざまな夢があることが発覚する。

そこで出した結論は、「8LOOMのせいでみんながやりたいこと諦めてほしくない」という理由での解散だった…。

『8LOOM』に永瀬廉はいなかった…

「同作では、徹底的にアイドルファンを敵扱いしてバカにし、グループの解散についても、ファンのことを考える様子は皆無。〝自分たちの幸せ〟だけを考えていますね。

先日、ジャニーズグループ『King & Prince』の脱退報道がありましたが、残留する永瀬廉が『わかってほしいのは、所詮はやっぱアイドルとファンという関係で、〝私たちの気持ちなんて届かないんだ〟と思う方もおるかもしらんけど、少なくとも皆さんのそういう気持ちを感じれたから、だから俺と海人は残る決断をした訳で。〝私たちはなんも出来なかった〟と思わんとって欲しい』とファン想いのコメントをして、感動を呼んでいました。

アイドルドラマを制作するなら、こういったファンとアイドルの絆を描いてほしかったものです」(芸能記者)

ネット上でも、アイドル描写がありえないとして

《弾はファンのこととかグループへの思いとか全然なくて、出ていったあす花のことしか考えてないってどうなのかね~。全然推せない》
《マジで何でアイドルやろうと思ったんだよ》
《まじで登場人物誰も可哀想じゃない。ファンが1番可哀想》
《君らは望んでアイドルになったん違うの? それについていったファンのことをなんだと思ってんの? ギリギリ見続けてきたけどこれはまじでない》
《ファンのことも、8LOOMのことも、バカにしすぎ、ほんとここにきてこの脚本ありえないよ。普通だったらあそこで解散にならないだろ 弾完全に悪者だよ今》
《ファンのことを想うシーンがないのが、ずっと引っ掛かっている。ちょっとアイドルグループ舐めてないか脚本家さん》
《話し合いの中でファンのこと1ミリも出てこなかったのマジで辛かった》
《ガチで弾が1mmもファンのこと考えてなくてドン引きしてる》
《弾、ずーーーーーとファンのこと1ミリも考えてくれてないよね。ずっとアスカのことしか考えてない。こんなの推してたら自分の見る目のなさに死にたくなる》

と炎上している。

これで制作陣は、アイドル業界に物申してやった!と誇らしげになっているのだろうか…。

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