第2の『BiSH』オーディションがダダ滑り…“清掃員”からも呆れ声

(C)Krakenimages.com / Shutterstock

楽器を持たないパンクバンドこと、アイドルグループの『BiSH』が2023年6月29日をもって解散する。

解散を惜しむファンも多いが、2月8日に〝次なるBiSH〟を結成するオーディションの始動が発表された。これに呆れ声があがっており、「どういうこと?」「ないがしろにされてない?」といった疑問も噴出している。

【関連】舞台『キングダム』に苦言! 乃木坂46ファンのオタ活が悪目立ち ほか

BiSHは現在、6月に開催される東京ドームでのラストライブに向けて奔走中。昨年1月から12カ月連続でCDをリリースしたり、ツアーやフェスを開催したりと、これまで4つの〝PROMiSE〟を実行してきた。

ただいずれもそこまでの話題性はなく、彼女らのファンである通称〝清掃員〟だけが盛り上がっている状態。その清掃員すらも先日行われた特典会で、運営の対応に不満を爆発させていたのだが、そんな矢先に第2のBiSHの結成が発表された。

オーディション企画『BiSH THE NEXT』は、今年1月創設の『株式会社BiSH』によって実施される。

応募の条件は〝日本語が喋れること以外は全て不問〟で、一次締め切りは2月15日まで。選考には、BiSHメンバーも携わるという。

なぜこのタイミングなのか…

「オーディション会場に特典会の会場が含まれていることや、合格後は『株式会社WACK』に所属すること、解散していないのに次なるBiSHを募集していることなど、疑問点が次々と指摘されています。

そもそも2月5日に開催されたBiSHの特典会では、運営の対応がままならずスムーズに進行しなかったり、お金を払って撮ったチェキがボケていたりと、ファンからクレームが殺到したばかり。

まずはBiSHとの別れを惜しんでくれている清掃員との交流を優先し、解散してからオーディションを進めることはできなかったのでしょうか」(芸能ライター)

清掃員たちも困惑しており、《オーディションを特典会と同じ会場でやるってどういうこと?》《今じゃなきゃダメだったのかな。残された時間も少ないんだし、今に全力を注いでほしかった》《オーディションは株式会社BiSH主導なのに、合格したらWACKのタレントになるの?》《メンバーの疲労が心配。私たちがメンバーに会える唯一の時間なのに、ないがしろにされてない?》などの厳しい意見が寄せられている。

いくら個性を売りにしているバンドでも、所詮は雇われの身。自分たちで株式会社を立ち上げたところで、マネジメントは「WACK」が握っているのだろう。

【あわせて読みたい】