Adoの無駄遣い!?『アタシは問題作』は問題作になってしまうか?

Ado J-POPアーチスト

(C) fizkes / Shutterstock

つい先日まで、映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌『私は最強』で一世を風靡していたアーティストのAdo。そんな彼女が2月20日、4カ月ぶりの新曲をリリースした――。その名も『アタシは問題作』だ。

しかし、いち早くこの曲を聴いたネット民からは、さまざまな声が上がっている。

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Adoにとって2023年1発目となった同楽曲は、作詞・作曲をボカロP・ピノキオピーが、MVは絵師のえいりな刃物氏が手がけている。

歌い出しは「アタシは問題作?」の連呼から始まり、曲調も今までと違ったテイストに。その歌詞には「ちょ待ってよ なんで? 過大評価です 本音言えず胸焼けしてる」「チラ見で語る評論 好き勝手言いやがって」などの言葉が並んでおり、これまで以上にメッセージ性の強い印象だ。

配信から1日も経たずして再生数100万回に達する勢いを見せるなど、大きな注目を集めているのだが…。

『うっせぇわ』のイメージに不満ポロリ

「新曲のリリースに伴い、人気YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』が手掛けるプラットフォーム『THE FIRST TIMES』内でAdoのインタビューも行われています。

そこでデビュー曲『うっせぇわ』から受けるイメージと実際の自身のイメージは真逆であることを語り、《そういう私の本音、ちょっと皮肉めいた私自身のことをピノキオピーさんが書いてくださったんじゃないかなと思います》とコメントしていました。

特にデビュー曲のイメージが一人歩きすることい違和感を抱いているといい、冒頭の『ちょ待ってよ なんで? 過大評価です 』の部分は、本音にかなり近いものであったようです」(芸能ライター)

ただそんなAdoの想いとは裏腹に、同楽曲に対する世間の評価はイマイチのよう。ネット上には《なんやこれ…。正直、Adoには作風がマッチしてないわ》《曲と絵がひどい。Adoの無駄遣いやこれ》《あまりに微妙すぎるというか、手抜きかな?》《「私は最強!」って歌ってたAdoちゃんの新曲が、私は問題作っていう曲名でなんか可哀想になってきた》《Adoちゃんなんだいこれは? ごめんなさいをしよ?》などと、好き放題に評価されていた。

「公開からすぐに世間から総スカンを食らってしまったAdoの新曲。その原因には攻めすぎた曲調やお気持ち表明のような歌詞、さらにはAdoらしくない〝独特な絵〟のPVなどが挙げられるでしょう。

もちろん、それらを逆に魅力と感じる人も多く、《一般受けしなさそうなカンジに尖り散らかしてて最高に好き》《曲もMVもカオスなのに歌唱力で全てを無理やり突き通してる感じがカッコいい》などと手放しで絶賛する人も少なくありません。とはいえ褒めている大半が彼女のファンで、それ以外の大衆にはあまり同楽曲の良さは伝わっていなかったみたいですね」(同・ライター)

最近のAdoは事あるごとに炎上していたが、まさか新曲にまで酷評の声が寄せられるとは……。いつかAdoの本心が届く日は来るのだろうか。

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