『日曜の夜ぐらいは…』第3話ラストで胸クソ展開「日曜の夜には重すぎる…」

清野菜名 

清野菜名 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

5月14日に清野菜名の主演ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)第3話が放送された。

初回放送は平均世帯視聴率5.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したのだが、現実味のないストーリーで第2話から視聴者が次々に離脱。第3話も同様の苦言が相次いでいる。

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同ドラマは、それぞれの事情から幸せになれない女性3人にフォーカスを当てている。主人公の岸田サチ(清野)は、弁当を届けようとして階段から転落した母とふたり暮らし。

彼女は第1話で、祖母とちくわぶ工場で働いている樋口若葉(生見愛瑠)と、元ヤンキーでタクシードライバーの野田翔子(岸井ゆきの)と運命的な出会いをする。

ただ、幸せを受け止めきれないサチは、2人と連絡先を交換しないまま解散。しかし第2話のラストで、3人で一緒に購入した宝くじの3000万円当選をきっかけに、再会を果たす。

14日放送の最新話では、宝くじが当選してから、実際に振り込まれるまでの日常が描かれた。「3人で幸せになろう!」と円陣を組んで解散したのも束の間、物語の後半で怒涛の〝鬱展開〟が繰り広げられることに…。

『日曜の夜ぐらいは…』視聴者離れの原因は…?

当選金で母に新しい車椅子を購入したサチだったが、それを見かけた父・博嗣(尾美としのり)から「助けてくれ」と土下座され、お金をせびられてしまう。

対して若葉は祖母に宝くじ当選を話した途端、母親に通帳を奪われてしまった。さらに翔子は、久々に連絡してきた同級生に美顔器を勧められ購入してしまい、3人の〝幸せ〟から程遠い生活が映し出されている。

日曜の夜に放送されているドラマなだけに、視聴者から不満の声が殺到。《日曜の夜に見るには重すぎるのだが…》《スッキリするドラマかと思ったらイライラするだけやん!》《なんか見続けるのキツくなってきた》《なにこのイライラするドラマ!》といったコメントが相次いだ。

「展開とともに批判が殺到しているのは、登場人物たちの言動が影響しているのでしょう。若葉が母親にあっさりと当選金を渡してしまうシーンや、無駄なものにお金を費やしてしまう翔子には《思考が単純すぎる》《3人とも身内にクズがいて可哀想だけど、そのせいで価値観とか倫理観も歪んじゃってる》《毒親ってこんなに離れられないもの?》などの苦言が相次いでいました」(ドラマライター)

第4話では3人が再度集まって、これまでの人生を語る展開になるという。はたして離れてしまった視聴者を取り戻すことはできるのだろうか…。

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