『しゃべくり007』の“クイズ番組化”が大不評! テコ入れ失敗でそろそろ潮時か

上田晋也 

上田晋也  (C)まいじつ 

毎週月曜よる9時放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)が、ここのところ「つまらない」と視聴者の失望を招いている。

同番組は2009年春にスタートし、来年で15周年を迎える長寿番組。ゲストとさまざまなトークを繰り広げるのがテーマで、レギュラー芸人に企画内容やゲストを知らせない〝サプライズ〟という形になっているが、明らかにバリバリリハーサルを重ねた進行が行われる。

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そんな白々しさが馬鹿らしくなったのか、番組はいつからか軌道修正を図ることとなる。

現在、メイン企画として放送されているのは、ゲストゆかりの人物を登場させ「いつ頃世話になった人か」という問題を出す『クイズ!私のこと覚えてる?』のコーナー。

木村拓哉、GACKT、『錦鯉』、伊沢拓司など、さまざまなゲストが学生時代の恩師や元恋人に会い、記憶に残るエピソードを語っている。

ほかにも、TikTokで流行のダンスや、YouTubeで人気の配信者を当てる企画などもあり、ここ数年の番組はクイズ色が強くなっているのだ。昨年には、石原さとみを迎え、画像や動画を見比べてどこが変化しているかを答える『大人の間違い探し』なるものまで行われた。

なぜ14年も続いているか分からない番組

だが、こうした方針に、視聴者の多くは呆れているようなのだ。

ネット上には《最近迷走しとるよな》《これとか行列とかもう聖域化してるよな 新しい番組やればいいのに》《好評とかどこで好評なんだよ》《クイズやるようになって自然と見なくなったわ》といった声が見られている。

「『しゃべくり』はそろそろ潮時。放送がスタートしたころは、『ネプチューン』と『くりぃむしちゅー』がアラフォー、『チュートリアル』が30代中盤と、脂がのっていてキレキレでしたが、今や50過ぎのおじさんたちがやたら無理してはしゃいでいるだけ。笑いのノリやセンスが古くて見ていられなくなっています」(芸能記者)

番組が長寿化することの弊害が出てしまった。

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