『王様に捧ぐ薬指』事実婚エンドにガッカリ! ファンから“総スカン”の理由とは

山田涼介  橋本環奈 

山田涼介  橋本環奈 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

王道ラブコメを描いた連続ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)の最終回・第10話が6月20日に放送された。ジャニーズグループ『Hey!Say!JUMP』山田涼介と橋本環奈演じるカップルがハッピーエンドを迎えるも、結末をめぐって物議を醸している。

綾華(橋本)と東郷(山田)が離婚してから早10カ月。綾華のことを守るために東郷が別れを選んだことを知った綾華は、すでに新しい婚約者がいる東郷をデートに誘い、「東郷がいない人生の方が辛いよ。死ぬほど辛かった」と、まだ好きな気持ちを改めて伝える。

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すると東郷の心も動き、「もう離れない」と宣言。2人は改めて結婚式を挙げてハッピーエンドを迎えた。

そんな中、2人を知る式場スタッフの会話で、「事実婚なんですね、あの2人」「契約ばっかでもう疲れたんじゃない?」「紙だけに囚われない夫婦ってことですね」と、事実婚であることが判明。

「別れやすいし、バツもつかない」「相手のお墓に入らなくて済む」などポジティブに捉えるスタッフたちに、他のスタッフが「もっと結婚に夢を持ちましょうよ!」とツッコミを入れるやりとりがあった。

古臭いのに結末だけ令和っぽい展開に

「法律的には、離婚してから100日間以上が経過しているため、再婚することは可能です。そのため、2人が一般的な結婚を選らばなかった理由として考えられるのは2点。1つは、〝契約結婚〟という書類上で始まった関係だからこそ、結末は逆にしたかった。

もう1つは、これまで同作では、男性同士や推しキャラクターと結婚式を開く顧客を描いており、常に〝結婚の多様性〟を訴えてきたからです」(ネットメディア編集者)

しかしながら、「一生一緒に生きていく」と誓った2人が事実婚を選ぶという結末が物議を醸している。

「同作の最大のウリは、令和時代には古臭すぎるほどの〝王道ラブコメ〟。ストーリー展開などは二の次で、ベタなラブコメを山田と橋本の最強顔面で楽しむという1点に集中したところ、高い人気を獲得しました。

つまり、事実婚という新時代的な結末は、同作のテイストと明らかに違う。再婚して本当のラブラブな夫婦になりました、というわかりやすい結末がドラマ視聴者から求められていたのです」(芸能ライター)

ベタなハッピーエンドを楽しみにしていた視聴者からすれば、なんとも肩透かしな結末になったことだろう。

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