『あなして』再婚エンドではなかった? 特別編のラストシーンが意味深すぎる

奈緒 

奈緒 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

女優の奈緒が主演を務めるドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)の特別編が6月29日に放送され、ラストシーンをめぐって謎が謎を呼んでいる。

特別編は、本編全11話では描かれなかった〝空白の数ヶ月〟を描いた物語。陽一(永山瑛太)と離婚して、1人で生きていく決心をしたみち(奈緒)は、新居への引っ越しの際、同僚の華(武田玲奈)から結婚指輪のリメークを提案される。

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初めはしぶっていたみちだが、後日になって華に「ネックレスでももうなんでもいいから」とお願い。先日たまたま陽一と会い、「思い出をちゃんと成仏させないとな」と思い直したようだ。

その後、最終回であったように陽一と仲睦まじげに買い物するシーンを終え、画面には〝リメークされなかった指輪〟と2つのコップが映し出された。「夫婦でいる意味なんてきっとずっとわからない。でも、今ならわかることがある」というみちのナレーションでドラマは締めくくられている。

よくわからない意味深なシーン

「最終回のシーンで、再婚とは限らないものの、元サヤに戻るエンドを迎えた2人。今回の特別編のメインテーマは、みちが陽一との5年にわたる結婚生活を〝無駄じゃなかった〟と自覚することで、最終回でなぜ陽一を選んだのかを補足する内容でした。

しかしながら、リメークされなかった指輪が最後に映されたことで、謎が謎を呼ぶことに。もしお互いの指輪をリメークしていたならば、夫婦という関係は変わっても、パートナーでいることは変わらないというメッセージになったはずなのです」(芸能ライター)

他に考えられる最後のシーンの意味は…。

「夫婦だけど指輪をしていない…という意味でしょうか。ただ、それだとしても、やはり指輪をリメークしてよかったのでは? 思わせぶりに〝指輪のリメーク〟という話題を出したせいで、最後のシーンが意味不明になっています。

多くの視聴者がモヤモヤを抱える結末となりましたが、実は制作側の事情もあります。原作漫画がまだ結末を迎えておらず、ドラマ版で2人の関係を断定することが出来ないんです。どのような関係でもいいように、〝ふわっ〟とさせておくのが吉だと判断したのでしょう」(前出のライター)

しかし原作とは関係なく、ドラマはドラマできちんと締めてほしいと思ってしまうが…。

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