坂口健太郎『CODE』視聴率激減! イマイチ人気が出ない3つの理由

坂口健太郎 

坂口健太郎 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

俳優・坂口健太郎の主演ドラマ『CODE-願いの代償-』(日本テレビ系)第2話が、7月9日に放送された。早くも視聴率が激減している。

主人公の神奈川県警暴力団対策課の刑事・二宮湊人(坂口)は、エレベーター落下事故で婚約者・七海悠香(臼田あさ美)を亡くした。二宮が彼女の死に疑問を抱いていた矢先、〝どんな願いも叶えてくれる〟という謎のアプリ「CODE」の存在を知る。

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ただし「CODE」には願いを叶える代償として、指示される任務を必ず遂行しなくてはならないという制約があった。

第1話の終盤で二宮は、「CODE」に「七海悠香の死の真相が知りたい」と入力。結果、七海の死に関わっていると思われる人物の動画を入手する。

第2話では、その代償として二宮の元に任務が届くのだが、それになかなか気づかないまま時間が過ぎていく。なんとか指定された場所にたどり着いたが、任務は失敗に終わり、「CODE」から制裁実行の通知が届くのだった。

『CODE』第2話の平均世帯視聴率は、5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。第1話では6.1%を記録していたため、0.7ポイント下落したことになる。

『CODE』の視聴率が振るわない3つの理由

「視聴率低下の原因はいくつか考えられるが、1つめは主演・坂口にあるだろう。初回放送の時に視聴者から『滑舌が悪い』『演技が微妙で感情移入しづらい』といった指摘が見受けられた。

2つめはBGMの使い方が下手なこと。任務で二宮が指定された場所に向かおうとしたものの、移動手段がなくて戸惑う場面で流れた音楽は、打ち込みで作られた焦燥感のないチープな曲。二宮が焦っている場面として合っていない。かと思えば二宮の元に〝制裁実行〟の通知が届く場面では、オーケストラのような荘厳な曲を使用していた。

3つめは物語の重要な鍵である〝制裁〟の設定。第1話には、任務に失敗した人物に制裁が下され、死亡する場面がある。しかし第2話で任務に失敗した二宮への制裁は左遷。その差に驚く視聴者も多くいた。

しかし、CODEから死の制裁が下されるのは、任務に3回失敗した時。そのポイントに気づけていない視聴者が大半で、物語の分かりづらさも視聴者離れを起こしている原因の1つなのかもしれない」(同・ライター)

ちなみに4月期の同じ枠で放送されていたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)の初回視聴率は4.7%。『CODE』は初回で勝利したものの、『だが、情熱はある』は第2話も4.7%をキープしていた。

『だが、情熱はある』の最低視聴率は第5話の3.3%だが、『CODE』は完全勝利を収めることができるのだろうか。

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