『真夏のシンデレラ』クサすぎる展開続出! ベタすぎて逆にいい?

森七菜 

森七菜 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

俳優の森七菜と間宮祥太朗がW主演を務める新ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)第1話が、7月10日にスタートした。

トレンディ感漂う脚本に、視聴者から戸惑いの声があがっているようだ。

同作は、江ノ島を臨む海辺の町を舞台に、サップのインストラクター・蒼井夏海(森)たち〝地元女子〟が、東京からやってきた高学歴の男子たちと恋愛する男女8人の青春群像劇。

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第1話では、夏海の働いている海に、東京大学卒の健人(間宮)ら男性3人組がやって来る。

健人の友人は、夏海を見るや否や「SNSで見た人と違います」「ちんちくりん!」などといった暴言を吐くが、明るい性格の夏海は「その分ノリでカバーするので。最高のサップ日和なので楽しみましょう!」と気に留めない。

サップ体験後、町を歩いていた健人たちは、ヤンキーにぶつかり絡まれてしまう。ヤンキーは肩を抑えながら「あぁ、痛っ! これ病院に行かないといけねえやつだわ」と金銭を要求。

困っていたところに、偶然夏海が通りかかり、「この人たち私の大事なお客さんなんで」とヤンキーを注意する。そんな強い一面を持つ夏海に対し、健人は好意を抱き始めるのだった。

夕日を見て「夕日ってこんな綺麗だったんだ」

また、夏海の友人の小椋理沙(仁村紗和)が海で溺れ、ライフセーバーの早川宗佑(水上恒司)が救出するというハプニングも発生。

翌朝、宗佑の部屋のベッドに、2人とも裸で寝ていることに気づいた理沙は悲鳴をあげて飛び起きるが、宗佑は「キスじゃなくて人工呼吸!」と説明する。それぞれの男女の恋が動き始めた。

「月9ドラマの全盛期を思わせる、1990年代風の設定に加えて、登場人物たちの発言も起こるハプニングも既視感だらけ。〝ベタドラマ〟なんて指摘も多くあがっています。

制作側が恐らく〝胸キュンポイント〟として作った、夏海と健人がサーフボードの上で夕日を眺めるシーンでは、波の揺れで2人のボードが近づくというベタベタ展開。

しまいには、海に沈む夕日を眺めながら、『夕日ってこんな綺麗だったんだ』と小学生レベルの感想をほざきました」(芸能ライター)

展開も台詞も何をとっても古臭い『真夏のシンデレラ』。令和の若者たちにとっては、一周回って良いのだろうか…。

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