中居正広のジャニーズ批判は筋違い? 井ノ原快彦との“辞めジャニ”トークに憶測

中居正広 

中居正広 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

中居正広の発言が憶測を呼んでいる。

8月11日の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)は、中居と同世代の『20th Century(トニセン)』による料亭での本音トークを放送。トニセンは『V6』の内部ユニットでもあったため、今年5月にジャニーズ事務所を退所した三宅健の話題も飛び出した。

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三宅が、滝沢秀明氏が社長の芸能プロ・TOBEへ入所した件について、井ノ原快彦は「ちゃんと面倒みてやってねとは思う」とコメント。かつての仲間を気遣うよう滝沢氏へ希望し、「滝沢とも会ったら話せるし、三宅とも連絡はとるので」などと話した。

これに中居は「『自分だけ良ければいい』って思わないでいたいね、『自分の人生さえ良ければ』と思っていると、エンターテインメントってどっかで濁ってしまうのかな」と延べ、井ノ原は「あっちも良くて、こっちも良くて、そっちも良くてみたいな…」と答える。

しかし、中居は「っていうわけにはいかないよ!」と返し、「アンタ何を言わせたいんですか!(笑)」とツッコんだ。

「自分だけ良ければ…」発言の意図とは?

すると中居の「『自分だけ良ければいい』って思わないでいたい」という言葉に、視聴者は引っかかったようだ。

「中居はMCを務めた『うたばん』(TBS系)に『EXILE』を呼んでいたほか、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で『東方神起』とコラボするなど、事務所の垣根を超える共演が多かった。司会を務める『音楽の日』(TBS系)でも、さまざまな事務所アーティストによるダンスコラボ企画を行っていますし、旧来の対立構造に否定的なのでしょう」(芸能ライター)

ジャニーズ事務所をチクリと刺したともとれる今回の発言だが、中居の認識には若干の違和感がある。

「ジャニーズと競合事務所タレントの共演NGは、都市伝説のように囁かれ続けてきましたが、『DA PUMP』は若い頃のISSAの素行が悪すぎてスポンサーがつかなかっただけ。『w-inds.』は『NHK紅白歌合戦』に出てましたし、単にジャニーズの牙城を崩せるほどの人気がなかったからメディア露出がなかったにすぎません」(同・ライター)

〝辞めジャニ〟に対しても、「ジャニーズが圧力をかけている」などの陰謀論が散見されるが…。

「田原俊彦はジャニーズ時代の歌を今も歌っているし、野村義男は近藤真彦と一緒に『ぴったんこカン・カン』(TBS系)や『SMAP×SMAP』に出ていた。元『シブがき隊』の薬丸裕英は『はなまるマーケット』(TBS系)で20年近く帯を担当。ジャニーズタレントも頻繁に出演していましたし、円満な退所をすれば干されることも、共演NGになることもないのです」(同)

すでにジャニーズの人間ではない中居だけに、ジャニーズとTOBEの関係は外野から面白く観察できるのだろう。

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