『ばらかもん』田中みな実を優遇しすぎ? 原作改変で葬儀シーンが物議

田中みな実 

田中みな実  (C)まいじつ 

杉野遥亮の主演ドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系)の評判が良くない。8月16日に第6話が放送されたが、またもや原作が改変され、悪い意味で話題になっている。

第6話では〝ヤスば〟こと野村ヤス(鷲尾真知子)が病気で息を引き取る。ヤスばを見送るために多くの島民が葬儀へと駆けつけ、出棺時には島の子どもたちが手を振って別れの言葉を叫んでいた。

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幼少期から親交が深く、最後までヤスばを看病してきたシングルマザーの看護士・久保田育江(田中みな実)も緊張の糸が切れてしまう。

それまで平静を装っていたものの、最後は「ばぁちゃん、嫌よ、行かんでよ」と泣きながら霊柩車を追いかけるのだった。

「育江が最後の最後で感情を露わにするシーンは多くの視聴者に感動を与えました。一方、このシーンは原作ファンの間で物議を醸しています。というのも、原作で亡くなるのは〝キヨ〟というおばあちゃんで、ヤスばは亡くならないのです」(ドラマライター)

田中みな実を優遇しすぎ?

「ばらかもん」は、第1話からメインキャラクターの小学生・琴石なる(宮崎莉里沙)が標準語を喋るといった原作改変が見られた。今回はなくなる人物が変更され、原作ファンはさらに納得がいかないようだ。

その影響からなのか、第6話の世帯平均視聴率は4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、第1話から1.6ポイントも下落。これまでの原作改変は、田中の出演シーンを増やすためではないかと勘ぐられているようだ。

「田中が演じている育江は、原作ではかなりのチョイ役でした。しかし、ドラマでは設定が追加され、メイン級の役割を与えられているのです。彼女を早く登場させたい思惑があったのか、第1話で主人公の半田清舟(杉野)が入院した際、病院の看護師として言葉をかけるなど、話の進み方も原作とは異なっています」(同・ライター)

そもそも同名の原作漫画はアニメ化もされているが、漫画とアニメどちらも打ち切りになったと言われている。

漫画、アニメ、ドラマとすべてが不評のまま終わるのは避けたいところだ。

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