ジャニーズ“デビュー見送り”でJr.の渋滞続く…CD発売中止で緊急会議?

ジャニーズ事務所

(C)yu_photo / Shutterstock

今や日本一怪しい組織となってしまったジャニーズ事務所が、デビューに関しての慣例を改める可能性を示唆した。

「ジャニーズ事務所は伝統として、CDリリースをもってデビューとする慣例を敷いている。例外はDVDデビューの『A.B.C-Z』、配信デビューの『Travis Japan』で、全国ツアー開催やドラマ・映画の主演を務めても、事務所内ではデビュー前のジャニーズJr.として扱われます」(芸能ライター)

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しかし8月20日、ジャニーズJr.のプロデュース・マネジメントを手掛ける『ジャニーズアイランド』社長の井ノ原快彦は、この慣例に囚われない姿勢を示した。

「20日に東京ドームで千秋楽を迎えたジャニーズJr.のコンサート後、井ノ原は記者団の取材に『時代とともにデビューの概念が変わっていくかも』『それが何かは日々スタッフと話している』とコメント。これまでCDリリースをもってデビューとしていましたが、これを改める可能性を示唆したのです」(スポーツ紙記者)

期待が憶測に終わった生配信の真相は

コンサートの千秋楽公演は有料配信も行われ、ファンの間ではデビュー発表が行われることが確実視されていた。

ところが、蓋を開けてみれば憶測で終わり、主な発表は新サイトの立ち上げ程度。人気グループの〝事務所内渋滞〟が、相変わらず継続されることとなった。

「この点も、新たなデビューの形を模索していることに関係しているのでしょう。CDという形式に拘るのなら、おそらくこの公演で発表があったのでは。先送りされたのは、どういう形にするかスタッフや関係各所と協議を重ねているためだと思われます」(レコード会社関係者)

現在、CDはマニア向けの収集アイテムになっており、物理ディスクに拘る時代でもない。かつてはレコード・CDが〝世に出た証〟だったが、その認識を改めてもいい頃だろう。

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