森七菜　画／彩賀ゆう　 （C）まいじつ

トンデモ展開でお馴染みの月9ドラマ『真夏のシンデレラ』（フジテレビ系）第8話が8月28日に放送された。しかしこの先、まだ修羅場が用意されているという。

「同作は新人脚本家が書く、月9としては7年ぶりのラブストーリードラマ。旬の若手俳優たちがたくさん出演することで期待値は高かったのですが、蓋を開けてみれば古臭い展開と、稚拙な台詞回しの連続。

脚本家はもちろんですが、プロデューサーも含めてスタッフ全員がドラマ初心者かと思うほど、酷い内容になっています」（芸能ライター）

しかも同作はなんと、視聴者の反響によって展開が変わると放送前にアナウンスされていた。

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ただでさえ酷いドラマがどうなってしまうのか、実際ここ最近、反響を受けて変わったと思われる描写がいくつかある。

「まずは女子3人組の謎ルーティン〝シュシュシュ〟の廃止。流行らせようとしたのか、毎回ゴリ押していましたが、『キモくて不快』『見てられん』との声が多数だったのでなくなったようです」（同・ライター）

婚約者がただの同僚になって役割がなくなる

そういった小さな変化もある一方で、物語の本筋に関わる大きな変化があった。

「第8話で、健人（間宮祥太朗）の同期社員・安藤皐月（山崎紘菜）がアメリカから帰ってきたのですが、なんと彼女、本当は健人の婚約者設定だったのです。

以前に発売されたテレビ誌には、そのようなあらすじが記載されていたのですが、ここも変更になったようですね。そのため、なにがしたいのかよくわからない女が、唐突に現れただけになりました」（同）

そして最大の変化が、愛梨（吉川愛）が妊娠する展開だ。

「こちらもテレビ誌のあらすじに書かれていたのですが、放送されているストーリーにそんな描写はない。予定では8話頃で妊娠する予定だったのでカットされたかと思われます。第9話の予告映像を見てもそんな様子は一切ありません。

しかし、月9は全11話のようなので、まだ何が起こるかわからない。最後の最後で愛梨が妊娠するかも。ただ、ドラマのクライマックスがヒロインの友達の妊娠ハプニングとなるのは、さすがにヤバすぎる」（同）

なぜ月9というブランド力のある枠で、ここまでヘンテコなドラマが制作されてしまったのだろうか。