目黒蓮　ラウール　画／彩賀ゆう （C）まいじつ

ジャニーズ事務所が性加害問題で揺れる中、9月6日リリースの『Snow Man』最新シングル『Dangerholic』が、初週86.9万枚でオリコン週間シングルランキング初登場1位を獲得した。

Snow Manは2020年1月、『SixTONES』との同時デビューにより、合算とはいえ、いきなり150万枚以上を売り上げる快挙を達成。その後の単独名義でもミリオンを連発し、令和イチの売れっ子グループへと成長した。

【関連】モスバーガーがSnow Manの新CM起用継続を急遽取りやめ　考えられるべきはジャニーズ事務所の自浄作用や契約継続のリスクとメリット ほか

対するSixTONESも、「Dangerholic」の前週に最新シングル『CREAK』をリリース。だが、こちらは初登場1位も初週47.5万枚と、その差は歴然だ。

「CD売上はSnow Manが90～100万、SixTONESが50万ほどで推移しているので、今回の売上も何の驚きもない。デビューシングルこそSixTONES名義が若干上回っていたものの、その後はYouTube再生もFC会員も、あらゆる数字で負けていますからね。このように、同時デビュー2組の人気差は比べるまでもありませんが、何故開いたかは、散々議論された話題。しかも結局、ファンの間でも答えは出ていません」（音楽ライター）

デビュー以来続くファンの過激行動は…

彼らはなぜここまで爆発的に跳ねたかは、傍から見ても多くの謎が残るだろう。真相は永遠に藪の中になりそうだ。

「Snow Manのファンは過激な言動が目立つ。道を塞いだり、ライブ会場の外から音漏れを聞く人が続出したり、チケット詐欺で捕まったり…。一連の迷惑行為がSNSで頻繁に炎上しています。かつての『AKB48』のように、メディアがゴリ推しし、流行に敏感な人間がハマり、『周りがハマってるから自分も』とファンが集まる構図でしょう。しかし、今回の性加害問題で、潮が引くように冷める人も多い。その頃には、CDや雑誌を大量に買う〝高額お布施〟をしていたと泣くわけですが…」（ジャニーズライター）

事実、Snow Manファンは数も熱量も凄まじく、今や、全アニメやアイドルの中でも最大勢力と言われている。

いまやジャニーズの屋台骨になっただけに、今後の活動にも注目が集まるだろう。