『Sexy Zone』菊池風磨、ジャニーズ性加害の“逆風”をものともせず 新ドラマ『ゼイチョー』の結果が今後の起用に影響?

菊池風磨 

菊池風磨 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

ジャニーズ事務所の性加害問題で、次々に所属タレントのCM降板や起用見直しが検討されている。だが、逆風をものともせず、視聴率をキープしているジャニーズの出演ドラマが存在する。『Sexy Zone』菊池風磨が主演を務める『ウソ婚』(フジテレビ系)だ。

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同作は累計450万部を誇る同名コミックスが原作で、超モテ敏腕建築士の主人公・匠を菊池、ヒロインの八重を長濱ねるが演じている。9月19日に放送された第11話では、匠と八重がひょんなすれ違いからウソの結婚生活を解消する展開に。八重の本心が匠に届くことはなく、物語は不穏な雰囲気のまま幕を閉じた。

「マンガの実写化となると、拒否反応を示すファンが少なからず出てくるもの。しかし同作の場合はキャラクターにマッチした配役や、原作にはないオリジナル設定が功を奏して、放送当初から視聴者の間で好評を博していました。第2話の見逃し配信は210万回再生を記録し、23時以降の連ドラで初となる快挙を成し遂げたほか、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)も2~3%台を行き来している状態。

前作『ホスト相続しちゃいました』は1%台を連発していたことを考えると、深夜ドラマにしてはかなり好調な数字をキープしており、8月22日放送の第7話では過去最高の3.4%をマークしました。第11話も前話より数字は落としたものの、2.6%というまずまずの結果を叩きだし、逆風をものともしない大健闘を見せています」(ドラマライター)

菊池風磨の新ドラマには懸念点が

おまけに主演の菊池は、10月以降も絶好調のようだ。10月2日からは『シソンヌ』長谷川忍とともにMCを務めるバラエティー番組『何か“オモシロいコト”ないの?』(フジテレビ系)がスタート。2人はたびたび『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)で共演しており、年齢も立場も異なる2人の掛け合いに、放送前から期待が高まっている。

さらに10月14日からは、菊池主演の新ドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)が放送開始。演技のうまさに定評のある山田杏奈をヒロインに迎え入れ、「ウソ婚」に続いて2期連続でコミック原作の実写ドラマに挑戦する。

「しかし、『ゼイチョー』に関しては懸念点がないわけではありません、〝徴税吏員〟というややお堅い職業にスポットを当てたドラマなので、先日最終回を迎えたドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)のように視聴率が振るわない可能性があります。また今のところ菊池と山田以外、他のキャスト陣は発表されていないので、あまりパッとしないメンツだとあるいは大爆死も十分ありえます」(同・ライター)

10月から始まる新番組の評判によっては、菊池の今後が決まるかもしれない。

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