ジャニーズ事務所の圧力を暴露! 倉本聰の告白で犯人探し…テレビ局に圧力をかけたのは元SMAPマネージャー?

香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎

香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎 (C)まいじつ 

脚本家の倉本聰氏が〝ジャニーズ事務所からの圧力〟を激白し、ネット上に波紋を広げている。

だがこの犯人、ジャニーズはジャニーズでも、現在は他事務所の社長を務める『SMAP』元マネージャー・飯島三智氏だった疑惑が浮上している。

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倉本氏は9月24日公開の『財界オンライン』にて、《何年前だったか、ある売り出しの女優を番組に起用しようとしたら、テレビ局から待ったがかかった》と暴露した。

また《その女優がジャニーズのタレントと一寸トラブッたことがあったらしく、その女優を使うなら今後おたくの局から全ジャニーズ関連のタレントを引き揚げると脅されて、だからその女優は使えないのだと申し訳なさそうに局から言われた》と、タレント引き上げを利用した脅し・圧力とも取れる事態があったと明かしたのだ。

この暴露は大きな話題になり、ネット上で〝犯人探し〟の動きが活発に。すると、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が、過去に重要な証言をしていたことが発掘される。

長谷川氏は2018年5月1日のブログで、当時『TOKIO』だった山口達也氏の書類送検にあたり、マスコミが〝メンバー〟との呼称を用いたきっかけを告白していた。

これは、01年の当時『SMAP』だった稲垣吾郎の逮捕に端を発するもので、《その後すぐに釈放はされるんですが、当然、逮捕されているので「容疑者」と「一瞬は」僕たちも読んだんですよね》《で、それに激怒したのが飯島さんという女性マネージャーさんで「SMAPの担当」として非常に強い力と影響力を持っていた方でした》と暴露したのだ。

犯行手口が全く同じ…フジテレビという点も…

さらに、《徹底的に怒ってきて、僕たちがどれだけ「そう呼ぶことに決まってるんですよ…」と説明しても取り付くシマがない。彼女はSMAPのマネージャーとしてだけではなく、香取さんや草なぎさんらが出演していた「いいとも」を通じて、バーニングの周防さんやタモリさんの事務所の田辺さんととても親しかったので、そこからも圧力をかけてきてどうしようもなくなっちゃいました》と、他事務所まで巻き込んで圧力をかけてきたという。

そして、《さらには「もうSMAPを『SMAP×SMAP』に出させない!」と言ってきたんです。これには参りました》と、人気番組を脅しに使ったと明かしている。

こうして〝メンバー呼び〟の誕生秘話を明かすと、《時が流れて、それが結局、延々とはびこり、今では今回の山口さんのように「メンバー」であったり、他には「島田紳助司会者」や「小泉今日子タレント」とかまで言うようになってカオスになってきているって話なんです。紳助さんは吉本さん、小泉さんはバーニングの周防さんへの気遣いですね。周防さん、小泉今日子さん大好きだから》と、他事務所への忖度にも言及したのだった。

「『北の国から』をはじめ、倉本作品の多くはフジテレビ系。さらに『優しい時間』『拝啓、父上様』など、ジャニーズ出演作品も多い。倉本さんの暴露で圧力をかけた人物は明かされていないが、長谷川氏の証言と手口は全く同じ。テレビ局を経由して脅すところも同じで、元フジアナの暴露という点を踏まえても、同一犯と見るのが自然かもしれません。『拝啓~』当時も『スマスマ』は人気番組でしたから」(芸能ライター)

ネット上にも、《圧力かけてたのは飯島さんって結構有名な噂だったよね》《私も古来ジャニオタだから飯島さんの各方面の大変強い圧力の話しはたくさん噂で聞いた(原文ママ)》といった声が上がっている。

また、《ジャニーズ事務所の圧力の大半を正確にいうと「ジャニーズ事務所時代の飯島三智がかけていた圧力」なんだよな》《過去の話を蒸し返すなら、それは誰がやった事なのか?まで突き詰めないと意味がないし、もし飯島氏だったらジャニーズ叩いても意味ない》など、圧力問題の根深さに対する反応も見られている。

飯島氏がジャニーズ退社後に手掛けた『新しい地図』は、19年に圧力の被害者になったと報じられた。今思えば、これは因果応報だったのかもしれない。

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