太田光が芸能界の“干され”に言及「社会から無視されたような気分」事務所からの独立で干された過去

太田光

太田光 (C)まいじつ 

10月1日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で『爆笑問題』太田光がジャニーズ性加害問題に言及し、物議を醸している。

番組は、NHKが『紅白歌合戦』を含めた新規出演依頼をジャニーズに行わないと表明したことを特集。ジャニーズファンに、今の心境や「紅白歌合戦」を見たいと思うかなどインタビューしていた。

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街頭インタビューのVTRが終了すると、太田は「同情論みたいに言われるかもしれないけど」と前置きし、「嵐にしろSMAPにしろ、日本がいろんな大変な時に散々元気づけてくれた」とコメントする。

そして、ジャニーズの功績や日本へ与えた影響の大きさを挙げ、「それを全くナシにする社会になっていいのかな」「もうちょっとそこを汲んでほしい」と問題提起した。

太田の意見に、コメンテーターやタレントたちは頷く様子を見せていたが、ネット上で物議を醸す。

視聴者からは《太田さんの意見はタレント寄りの発言。被害者の立場を軽く見られてる気がする》《圧力で多くのタレントを排除したり、辞めジャニ干したりしてきたのは、ジャニーズ事務所でしょ?》《それとこれは話が違う。太田はいつも被害者を無視して加害者に寄り添うよな》などと批判の声が相次いでいた。

太田光の発言が切り抜かれて炎上

一見すると太田の意見は、被害者を蔑ろにしたように思われても仕方ないかもしれない。

しかし、その後に続けて「テレビ局にしろ、大きな事務所が誰かを出さないとかね、そういう風にするのは、俺もものすごく嫌ですよ」「〝干す〟みたいなことで言うとね、だってそれは社会から全部無視されたような気分になるから…」とコメントしていた。

また、今回の放送ではもう一つ、太田の発言が視聴者によって切り取られ、不完全な形で広まっている。

「太田さんは『再発防止って言うけど、ジャニーズ事務所においてジャニーさんがいない今、何を再発することがあるのか』と発言。ネット上でコメントだけが切り抜かれ、批判が上がりました。

しかし、太田さんは番組で、性加害だけでなく、事務所とテレビ局のズブズブの関係性を再発防止するべきだと意見しています。

一連の報道で議論されているのは、亡き創設者・ジャニー喜多川氏の性加害問題と、メディアによるジャニーズ事務所への忖度問題。2つの議題が混ざり、ややこしくなっています。

太田さん自身も太田プロから独立した後に干された過去があるので、思うところがあるのでしょう」(芸能ライター)

一連の騒動は日本芸能史に残ることは間違いない。

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