向井理『パリピ孔明』第2話5.3%でやや下落 第3話の“ラップ回”が今後の命運を握る?

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

10月4日にドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)第2話が放送された。初回視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)に比べて第2話は5.3%と若干下がったものの、これは想定の範囲内。問題はドラマの本筋が描かれ始める3話以降だ。

『ヤングマガジン』で連載中の同名コミックを実写化。中国の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の渋谷に転生し、アマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)の活動をプロデュースしていく。

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第2話では、英子の歌声に惚れた孔明が、次なるステージとして野外アートフェスをブッキング。しかし英子のブースは1番端っこで、その向かいには人気インディーズバンドのブースがあった。

不安になる英子を傍目に、孔明は緻密な作戦で客を呼び込むことに成功。ラストシーンでは、英子のもとに超大型音楽フェスへのオファーが舞い込み、さらなる波乱が巻き起こりそうな雰囲気のままエンディングを迎えた。

アニメ版の爆死を超えられるか

見逃し配信では第1話が200万再生(配信数はビデオリサーチ調べ/TVer・FODの合計値)を突破し、TVer週間再生数でも1位を獲得するなど、好調だが、次週には懸念点が存在する。

「予告通り、3話からはラッパー・KABE太人役として宮世琉弥が登場します。彼は言葉の魔術師と呼ばれる、実力派のフリースタイルラッパー。孔明は次なる一手としてKABE太人を仲間に誘うのですが、2022年放送のTVアニメでは、このラップ回を皮切りにストーリーが中だるみしたと指摘されている。もしアニメ版と同じ轍を踏むことになれば、ドラマ版の視聴率はさらに下がることになるかもしれません」(ドラマライター)

現段階では前クールの『ばらかもん』と同等の視聴率だが、これ以上の低下は避けたいところ。

アニメ版はラップの浸透度の低さや、孔明の登場シーンの少なさが失速原因として考えられていたが、ドラマ版はどのように描いていくのだろうか。

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