画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

一連の性加害問題がくすぶる中、毎年恒例であるジャニーズカウントダウンライブの季節が近づいている。一部メディアでは、開催危機だともささやかれているが…。

「テレビ中継があるかは不透明ですが、開催するでしょう。東京ドームは某宗教団体の大集会にも会場を貸出しますし、相手が指定暴力団でもないのに利用を拒めば、それこそ憲法の認める集会の自由に反します。

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そもそも、東京ドームを本拠地にしている読売ジャイアンツは、女性スキャンダルが発覚した選手がいるのですから、ジャニーズだけ拒否したら道理が通りません」（芸能ライター）

カウントダウンライブの開催は、例年『FNS歌謡祭』（フジテレビ系）内で発表されるのが恒例になっている。例年通りなら、12月1週目には発表されるわけだ。

「以前のカウントダウンライブは、『KinKi Kids』が年末年始に東京ドームでライブを行い、そのセットのまま流れで行っていた。ここ最近はキンキから『Hey！Say！JUMP』に変わっており、JUMPのセットでカウントダウンを行うのが恒例です」（ジャニーズ記者）

開催自体はしそうだが…望み薄なテレビ中継

今年もまた、JUMPは年末年始に東京ドームライブを行うが、スケジュールを見ると、不自然に大晦日のみが空いている。やはり、カウントダウンライブ自体は予定されているのだろう。

一方のキンキは、1月1日と2日の夜に京セラドーム大阪でライブを行う。東京でカウントダウンを行い、大阪へ移動して夜のライブに出るハードスケジュールになるのだろうか。

「スケジュールの負担を考え、キンキは大阪に前乗りし、京セラドームから中継で歌うことになるでしょう。ジャニーズカウントダウンは他会場との中継も定番で、過去には『関ジャニ∞』や『KAT-TUN』が京セラドームで単独の年越しライブを行い、東京ドームと中継を結んでますから、珍しいことではない」（前出・記者）

しかし、「歌うキンキをお茶の間で無料で見たい」というライトファンには悲報になりそうだ。

「おそらく今年はテレビ中継はやらない。カウントダウンライブは〝ジャニーズ〟という一体感が強調されますし、今の状況だとフジテレビへの反発も多く予想されます。おそらく、コロナ禍のように、有料チケット購入者に生配信という形が取られるでしょう。そうなるとキンキを見られるのは、有料ユーザーか現地観戦者のみとなります」（同・記者）

テレビ中継なしのカウントダウンライブとなれば、2014～15以来、9年ぶりとなるが…。