AKB48出身のソロアーティストが悲惨すぎる…神7でも“数百人”の会場すら埋まらず チケット買ってとファンに懇願

柏木由紀

柏木由紀 (C)まいじつ 

かつて国民的アイドルとされていた『AKB48』の悲惨な現在を示す現象がまたも垣間見えた。来春卒業を発表した柏木由紀のソロコンサートチケットが、全く売れていないのだ。

柏木は11月12日、自身のYouTubeに『皆様へ切実なお願いがあります』と題した動画を投稿。何やら改まった動画タイトルに緊張が走るも、内容は来月開催されるソロツアーの宣伝だった。

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柏木は「東京・大阪・名古屋と回るんですけど」と告知したが、暗い表情で「あのね、チケットが…もうちょっと来てほしいな」とコメント。「正直まぁ、東京はね、ありがたいことに」と東京公演は捌けていることをにじませたが、「大阪と名古屋、特に名古屋の夜(公演)が…」と明かす。

さらに「後輩がいなければ土下座していたかもしれないぐらい」など、身内に頼ってようやくチケットが捌けている旨を明らかに。「現状激ヤバ」と率直な状況を伝え、「ぜひぜひ足を運んでいただけたらと思います。よろしくお願いします!」などと懇願するのだった。

もはや話題にすらならなくなった『NHK紅白歌合戦』の落選をはじめ、グループの勢いが相当に落ちていることは紛れもない事実。それだけにソロツアーも苦戦しているのだと思いきや、こうした惨状は今に始まったことではないのだ。

高橋みなみ・板野友美も卒業後は小規模ライブ

柏木と共に全盛期の〝神7〟として人気を博した板野友美は、18年春にライブツアーを開催したが、会場の収容人数は400~500人ほどだった。

翌年開催したシングル連動の1日限定ライブも、チケットサービスのYouTubeチャンネルに投稿されたライブ告知動画の再生回数は、わずか200回ほどという惨憺たる有様だった。

初代総監督の高橋みなみも、ウザキャラ熱血ママタレとして活動する一方、歌手としての需要は全くうかがい知れない。17年のライブツアーは、キャパが200~500人ほどの会場ばかり。15年開催の選抜総選挙では自己最高となる6万8681票を獲得していたため、2年ほどで人気は数百分の一になった計算だ。

「指原莉乃といったごく一部の例外を除き、卒業後のメンバーはみな芸能活動に苦戦。大抵はスポーツ選手や実業家と結婚し、芸能活動は小遣い稼ぎ感覚です。

こうした末路を辿るのは、あくまで『AKB』というブランドに価値があり、ファンも世間もスポンサーも起用メディアも、一個人としては価値を感じていないからでしょう。これは旧ジャニーズにも同じことが言え、彼らがメディアに出ないのは『圧力で干されているから』ではなく『ジャニーズというブランドに価値があっただけ』なのです」(芸能レポーター)

柏木も今からこの調子では、卒業後のソロ活動はどれだけ苦しむことやら…。

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