SixTONESは高額転売、Sexy Zoneは無料取引? 旧ジャニーズグループ内でチケット価格の格差が広がる

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

12月6日、『SixTONES』が自身初となる4大ドームツアーを発表した。

グループは1月10日に4thアルバム『THE VIBES』をリリースし、アルバムを引っ提げたツアーを敢行。2月17日の京セラドーム大阪を皮切りに、3月に福岡PayPayドーム、4月7日と8日にバンテリンドーム ナゴヤ、20~22日に東京ドームで計10公演を行う。

ツアー名は『VVS』(バイブス)で、アルバム名にかけたものになっている。グループ名といい、相変わらず無理矢理に読ませるような変化球だ。

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ドーム公演は4万~5万5000人の集客が予想され、限られた人気アーティストでないと埋めることができない。これを10公演も行える辺り、人気と集客力の高さが伺える。

「『SixTONES』のファンクラブ会員数は、12月初旬現在で累計77万人超。あくまで累計であり、有効会員数は公表されていませんが、1公演5万人前後、10公演であっても足りない計算で、チケットは争奪戦が予想されます。

今年春に開催した初ドームツアーは、チケットサイトの価格が最安でも16万円だったので、今回もまた高額での取引が予想されます」(芸能ライター)

二極化が進むチケットの需要

チケット転売は是非が問われる行為ではあるが、価格の高騰は人気のバロメーターでもある。今回のツアーは公演数や収容人数が多い上、平日夕方の開催も多いが、それでもなお高額取引されれば、それだけ人気があると誇っていいだろう。

しかし一方で、先輩グル^プの中には不人気で苦しんでいるグループも多い。

「人気アーティストを多く擁するジャニーズは、コンサート=プラチナチケットのイメージがあるでしょう。しかし、実際は二極化が進んでいます。『SixTONES』『Snow Man』『なにわ男子』『HiHi Jets』『美 少年』らが人気公演で高額転売されているのが実情です。

対して、『Kis-My-Ft2』『KAT-TUN』『NEWS』ら中堅グループは申し込めば、ほぼ必ず当選。1つの名義でも複数公演に当選するため、転売は定価割れで取引されている。先日の『Sexy Zone』ドームツアーの福岡公演は500円でも捌けず、当日になって無料取引されていたことがファンの話題になりました」(前出・ライター)

今は人気の若手グループも、活動が長くなると定価を割るのだろうか。

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