太田光　 （C）まいじつ　

1月14日放送の『サンデー・ジャポン』（TBS系）で、『爆笑問題』太田光が『ダウンタウン』松本人志の性加害疑惑に私見を述べた。

太田は事実関係がまだ明らかになっていないため、慎重に言葉を選んで言及。その中で、告発女性を「なぜ今さら？」と批判している一部の人に苦言を呈す。

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「もしそういうことがあったと仮定して、警察に訴えたところで、事件化できないかもしれないっていう程度の、いわゆる人間としての人格を否定されたっていうようなことが、後から思って、よくよく考えたら、それがそうだと思ったとすれば、その人たちをやっぱり、責めるべきではないと思う」「（告発女性は）その時点で警察に言えなかったって自分を責める必要はまったくないし、あとから理不尽だと思ったとしたら、それはやっぱり理不尽なんだよ」と語っていた。

今考えても理不尽な土下座事件

「このコメントについて、太田と松本の因縁を想起する声が多くあがっています。太田は若手の頃、アディダスのジャージばかり着ていた松本を雑誌のコラムで揶揄したところ、松本とその一派に呼び出され、土下座を強要されたと言われています。

まさに理不尽ですが、その当時はそれを受け入れるしかないほどの上下関係があったということでしょう。今回の太田の言葉に、ネット上では《土下座させられたのは理不尽だったんだよ》《太田の恨みは消えんだろうな》《「理不尽と思ったことは理不尽」って言葉重いな。松ちゃん、土下座事件のこと謝罪したんかな》といった声があがっています」（芸能ライター）

とはいえ、太田は今回の件で一方的に松本を断罪しているわけではない。

最後には「もし松本さんが自分の今までの態度などを、例えば玉座に座っていた王様が転げ落ちるという物語を、自分が面白いと思えるように作れるとすれば、その笑いこそが松本さんを救えると思う」と、芸人・松本の生き残る道を提示していた。

「太田は旧統一教会の問題が世間のトレンドになっていた際、教会側を擁護するようなコメントをして炎上しました。しかし太田の態度はそのころから一貫して変わっておらず、全方位の立場に平等に立とうとしているだけなのでしょう」（同・ライター）

芸人界を含め、今後の動向に注目が集まる。