東出昌大、ABEMAのコメント欄をバッサリ。「クマは絶滅させるべき」意見に「もうちょっと考えてコメントして」

俳優の東出昌大が16日、『報道リアリティーショー ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。「もうちょっと考えてコメントして」と、ABEMAのコメント欄に物申した。

日本全国でクマによる人的被害が後を絶たない現状に関して、ひろゆき、東出らが議論した。東出は山で狩猟をしながら生活していることが伝えられている。

環境省の専門家検討会は四国を除き、クマを指定管理鳥獣に指定する対策方針をまとめた。この報道を受けて、東出はクマが指定管理鳥獣に指定されるとニホンジカやイノシシと同じ扱いになり「クマを撃つとカネになる」との認識が広がると懸念する。東出は「クマを殺していい」という大義名分になり、密漁の横行などが心配されるとし、「クマは人間の手で、うまく棲み分けを図りながら保護すべきだ」と東出は主張した。

ひろゆきがABEMAのコメント欄に、日本からクマが絶滅させていいのではとの声があると紹介すると、東出は「もうちょっと……そんな極論じゃないよ?問題は」と語気を強めた。クマを絶滅させるとニホンジカ、イノシシ、イタチなど、別の種の絶滅にもつながるとし「クマを絶滅させていいわけはない。もうちょっと考えてコメントしてください」とぶった切った。

平石直之アナウンサーは例として、日本ではニホンオオカミの絶滅によってシカ、イノシシの個体数が増え、獣害が出ていると指摘。特定の個体数が経ることにより生態系が破壊された事例を紹介しながら「アンバランスが生じ(てい)る」と東出の発言をフォローした。

東出はクマが凶暴化しているとの報道に、過剰なものもあると疑問視した。視聴者は「よく勉強されてるのが分かる」「これは良い理解をくれる時間だった。有意義だった」とコメントしている。

参考:YouTube公式チャンネル ABEMA Prime #アベプラ【公式】

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