元日テレ・上重聡アナ、フリー転身も「仕事zero」 なぜ退社?「王道のアナウンサーではないと思うので…」

元日本テレビの上重聡アナウンサーが4月1日、元プロ野球選手・松坂大輔氏のYouTubeチャンネルの動画に出演。仕事のオファーがない状態でフリーに転身したことを明かした。

1998年、上重アナはPL学園高校時代の3年時、松坂氏擁する横浜高校と夏の甲子園で対戦し延長17回の死闘を演じた。この試合に上重アナも登板している。

3月末に日本テレビを退社した上重アナは「2023年のいわゆる野球のオフシーズンに、山本由伸投手とか、今永(昇太)投手とか、メジャーに行く時に、ある意味日本のプロ野球では絶対的なその地位がある中で、挑戦する皆さんのコメントを見ると“ダメかもしれないけど挑戦してみたいんです”と。“全て日本の実績とかを度外視してもう一度”っていう。その言葉に自分自身どうなんだろう」と、刺激を受けたことを明かした。

その上で上重アナは「もちろん会社にいれば安定もしてるし、ある程度の年次にもなってきたので、それなりの地位にもいるっていうところで、果たしてこのままでいいのかと。もう一回勝負しに行く自分は残っていないのかっていうところで自問自答して、最後やっぱり勝負してみたいという思いがあって」とフリーになったきっかけを明かした。

上重アナがフリー転身を最初に明かしたのは松阪氏だったという。松坂氏は「フリーになる人って次の仕事が決まってるのかなって。フリーになる人、4月の改編期の時に大体新しい番組の司会とか、MCとかってあるじゃないですか。だからてっきりあるのかなって思ってたんですけど」と話を振ると、上重アナは「ゼロです。『news zero』は藤井(貴彦)さんが決まってましたけど、私の場合は“仕事zero”です」と自虐した。現在、上重アナは自身の会社を立ち上げ、マネージャーをつけずに一人でスケジュール管理などをしているとのこと。

上重アナは、現在の仕事について「野球関連のそういったオファーはちょくちょくいただいていて、やっぱり自分は野球に助けてもらっているんだなっていうのはすごく思う」と感謝し、今後の方向性は「王道のアナウンサーではないと思うので、本当にいろいろチャレンジできるところはやってみたいなと思っていて。例えば私、独身なので恋愛リアリティショーに出たら面白いかな。誰も多分やってないと思うんですよ」と独自のプランも披露した。

「アナウンサーらしい仕事と、ある意味アナウンサーだったっていうのを裏切るような仕事とっていう“二刀流”ができたらなと思ってます」と意気込んだ上重アナに、視聴者は「個人でやるのは難しいし大変でしょうが頑張って欲しいです」と激励。「松坂チャンネルは上重さんをアシスタントにどうでしょうか??」と提案する声もあった。

参考:YouTubeチャンネル『松坂大輔 official YouTube』

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