二宮和也の俳優業に黄色信号? 正月ドラマが爆死したワケ

二宮和也 

二宮和也 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

『嵐』二宮和也の主演ドラマが〝大爆死〟したことが分かり、ファンがザワついている。

二宮は1月3日放送の正月スペシャルドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジテレビ系)で主演を務めたが、世帯平均視聴率はわずか4.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と大爆死。局内からは「もはや二宮では数字が取れない」と、落胆の声が広がっているという。

同ドラマは、第二次世界大戦中に運命的な出会いを果たした、厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちの国境を越えた友情と恋を実話に基づいて描いた物語。主演の二宮は、誰よりも強い愛国心を持ち、曲がったことが大嫌いな日本海軍少佐・速水洋平を演じた。

「放送直後はツイッターのトレンド上位に〝カッペリーニ号〟、〝イタリア語〟などがランクインし、大いに盛り上がりましたが、実際の視聴率は惨憺たる結果でした。二宮は2006年に公開された映画『硫黄島からの手紙』で陸軍一等兵を演じ、高評価を得ましたが、どうやら16年ぶりの軍服姿はあまりウケがよくなかったようです」(テレビ誌ライター)

戦争作品と二宮和也の相性は最悪?

『潜水艦カッペリーニ号の冒険』に対して、視聴者からは

《お正月から戦争モノ? という題材の興味の無さもあるけど、正直なところ嵐の神通力が薄れたのも事実かな》
《彼が海軍軍人、というイメージがどうもできなかった。たびたび流れた放送前のCM(子どもなのか大人なのか分からない線の細い男性がくだけた雰囲気で何かを言ってるシーンの切り取り)も軍人とは程遠かったので興味をそそられなかった》
《スペシャルドラマは単発。脚本が悪ければ中盤・終盤には視聴者が離れるだろうが、序盤は数字を確保できるはずだ。それでも撃沈してしまったという事は、二宮が出るなら見てみようと思う人がいないって事ですね》
《もともと演技がすこぶる上手いとかではないと思います。題材も悪かったかもしれないけど、二宮さんが主演だからって観る人もごく一部の嵐ファンだけで、一般の人は興味ないと思います》
《ニノさん兵士役なら良いけど、上官役そもそも無理があるかなぁ~。前にドラマで先生役してたが、高校生の先生だから同級生っぽく感じた》

などと酷評が相次いでいた。

「二宮×戦争作品ということで懸念されるのが、今年公開予定の二宮主演の映画『ラーゲリより愛を込めて』です。同映画は、辺見じゅんの『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』が原作で、第2次世界大戦後の1945年、60万人を超える日本人が不当に拘留されたシベリアの強制収容所が舞台の物語。93年には、俳優の寺尾聰主演でドラマ化されていました。しかし、今回のドラマの評判がよくなかったため、ネット上では公開前にもかかわらず、またもや〝爆死〟するのではないかと危惧する声が広がっています」(同ライター)

俳優生活に〝黄色信号〟が灯った二宮。ここから見事に挽回することはできるのだろうか。

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