『ドラゴンボール』“人造人間”一番くじに熱視線! 主要キャラ不在も「熱すぎる」

『ドラゴンボール』“人造人間”一番くじに熱視線! 主要キャラ不在も「熱すぎる」

『ドラゴンボール 完全版』1巻(鳥山明/集英社)

漫画界のレジェンド・鳥山明が生み出した『ドラゴンボール』シリーズ。令和となった現在も人々を魅了しており、今年6月には新たに「一番くじ」の発売も予定されている。しかしこのくじの景品が、長年のファンも驚くようなラインナップとなっているようだ。

「一番くじ」の公式ツイッターは、2月7日に「ドラゴンボール EX 人造人間の恐怖」の発売を告知。これは「人造人間・セル編」に登場したキャラクターが景品となったくじだという。ラインナップを見てみると、A賞からE賞までがすべて人造人間で、16号~20号までが揃う仕様となっている。

またF賞としては、「一番くじのシリーズ」でお馴染みとなっている懐かしキャラのフィギュア“ドラゴンアーカイブス”も。人造人間8号やメタリック軍曹、そして「ジンジャータウンで一番えらい金持ち」といったマイナーキャラを取りそろえており、コアなファンの心をくすぐる構成となっていた。

なんでもかんでもフィギュア化する一番くじ

今までの「一番くじ」は悟空やベジータといったメインキャラのフィギュアが多かったが、今回は志向を変えて変化球のラインナップに。驚くべきは、メインキャラが1人も入っていないこと。人気キャラと言えるのは、17号や18号くらいのものだろう。

最高に攻めたフィギュアの顔ぶれに、ネット上でも《とんでもないエッヂの効いた一番くじが爆誕したな》《人造人間くじ爆誕ってマジかよ。せめて1人はZ戦士を入れたほうが》《マニアックすぎ》《なぜ金持ちのおじさんなんてモブキャラをフィギュアにした?》と心配する声が続出している。

しかし今までスポットを浴びなかったキャラが多いため、コアなファンは喜んでいるよう。《人造人間シリーズ見てるだけで、ご飯4杯はいけます》《熱い、熱すぎる》《悟空とかメインキャラじゃないのってテンション上がる》と歓喜の声も上がっていた。

もはや“何でもあり”の無法地帯と化した「一番くじ」。さすがに攻めすぎているような気もするが、「ドラゴンボール」ほどのビッグコンテンツなら問題なく売れるだろう。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ