『あな番』の反省ゼロ!『真犯人フラグ』犯人の動機に「半年かけてクソ展開」

西島秀俊 

西島秀俊 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

3月6日、俳優・西島秀俊が主演を務める2クール連続ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の第19話が放送された。犯人の動機に呆れ声があがっている。

同作の主人公は、運送会社課長・相良凌介(西島)。愛する家族のため一軒家を建てているマイホームパパだったが、妻の真帆(宮沢りえ)と子どもたちが突然消えてしまう。

取り合ってくれない警察に落胆し、学生時代からの友人で週刊誌の編集長・河村俊夫(田中哲司)に相談し、失踪事件を記事化してもらうことに。最初は同情が集まったのだが、ある時に一変。「旦那が殺したんじゃないの?」と〝真犯人フラグ〟を立てられてしまうのだった…。

第19話では、凌介の息子・篤斗(小林優仁)を誘拐したバタコ(香里奈)の動機が明らかに。事の発端は、篤斗がサッカーチームで10番をもらったことだった。嫉妬した上級生からの嫌がらせが始まり、それを目撃したバタコは〝我が子の奪還〟として、篤斗の誘拐を決意。バタコは自分の息子と篤斗が昔、病院で取り違えられたと主張しているのだ。

しかし警察はそんなバタコを「全部あなたの都合のいい妄想です!」「そもそも取り違えなんて起きてない!」と一喝。するとバタコはショックを受けたのか、入信している宗教ソングを歌いだすのだった…。

サイコパスオチと大差ナシ…

「同番組と同じスタッフが制作したドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)では、真犯人の動機が〝殺人衝動をもったサイコパス〟という設定だったため大炎上。そのため、『真犯人フラグ』ではきちんとした動機がつけられるとされていましたが、結局の動機は、宗教にハマった妄想癖のある女の暴走…というサイコパスとなんら変わらないものだったのです。また、篤斗を凌介のもとに返した理由も、『亞理壽様に送り返すよう命じられて…』という考察もクソもないものでした」(芸能記者)

ネット上でもバタコの動機に

《バタコは結局ただのヤバイ奴だったってこと?》
《バタコの妄想が過ぎるとか、半年もかけてこんなクソな展開?》
《どうせ最終回でも全部の伏線はきれいに回収されないだろうね。バタコの動機もそうだけど、普通では考えられない異常行動を『宗教』とかを出して狂気的な要素としてひと括りにしてまとめて納得させる感じ、結局はイカれてたからねってなるし、なーんかね》
《妄想が動機ってチートだわー》

と言った呆れ声があがっている。

この分では、最終回も酷いことになりそうだ。

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