『エルデンリング』ファンが続編に望むことは?“オープンワールド廃止”の意見も

『エルデンリング』ファンが続編に望むことは?“オープンワールド廃止”の意見も

『エルデンリング』ファンが続編に望むことは?“オープンワールド廃止”の意見も (C)PIXTA

全世界累計出荷数1200万本を記録するなど、空前の大ヒットとなっている『ELDEN RING』(エルデンリング)。売り上げの規模から考えて、この先に続編として“2”が制作されることもほぼ確実だと思われる。少し気が早いかもしれないが、ファンたちが次回作にどんな変化を望んでいるのか見ていこう。

分かりにくすぎるイベント管理

「エルデンリング」への不満として、ネット上でよく上がっているのが《イベントガイド関係はもうちょっと充実させてくれ》といった声。NPCのイベントが“不親切”であることが問題視されているようだ。

同作ではメインストーリーとは別に、約30人のNPCそれぞれにサブイベントが用意されている。そのイベントを進めるには、特定のアイテムを渡したり、別の場所に移動したNPCを追跡していくことが必要。しかし具体的に何をすればいいのか、ゲーム内ではちょっとしたヒントしか与えられない。

そのため、《NPC関係全く進んでないし進めようとしたらどこ行っていいか全然わからん》といった八方塞がりに陥ってしまうプレイヤーも多い。一応NPCイベントを進めなくてもメインストーリーはクリア可能だが、だからといって無視できる問題でもないだろう。

そもそも「フロム・ソフトウェア」のゲームは壮大なストーリーが魅力的で、ネット上で考察勢が盛り上がることでお馴染み。しかし用意されたストーリーに辿り着けないのであれば、魅力も半減してしまう。次回作があるなら、より親切な作りにした方が新規ファンが入りやすいかもしれない。

「ソウルシリーズ」の原点に帰るべき?

「エルデンリング」最大の特徴と言えば、なんといっても「フロムゲー」史上初のオープンワールド。「ソウルシリーズ」や『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』では、1つのステージが他の決まったステージにつながっていく方式だった。それが「エルデンリング」では、広大なマップに存在するそれぞれの場所に自由に行けるシステムに進化している。

しかし、ネット上のファンからは《無理にオープンワールドに拘らずに、今まで通りソウルシリーズで出してくれ》という声も。歴代の「フロムゲー」をプレイしてきたファンの中には、オープンワールドよりも「ソウルシリーズ」のシステムを望んでいる人もいるようだ。

また、『Bloodborne』(ブラッドボーン)ファンからは、《ブラッドボーンベースで》といった声も。「ブラッドボーン」は、『デモンズソウル』や『ダークソウル』のダークファンタジーから一転、ゴシックホラー調の世界観をテーマにした作品。「フロムゲー」の中でもとくにファンが多い作品なので、その要素の導入を求める声が目立つのだろう。

続編が出るのは最低でも数年後になりそうだが、はたして「エルデンリング2」はどのような作品になるのだろうか。

文=「まいじつエンタ」編集部

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