女性芸人が“中絶スキャンダル”を擁護! トンデモ発言に「老害か」

(C)Quorthon1 / Shutterstock 

『天竺鼠』瀬下豊の不倫・暴行・中絶スキャンダルを、彼の先輩にあたる『ハイヒール』リンゴが擁護し、ネット上で批判が殺到している。

既報の通り、瀬下はファンの女性と不倫関係に陥った上、別の女性2名とも同時に不倫していたことが『週刊文春』で発覚。

1人には妊娠中絶の強要、もう1人には体にアザが残るほどの暴行を伴う性交渉を強要しており、責任を取って現在は活動を休止している。

この問題に対し、4月16日、リンゴは自身がMCを務める『あさパラS』(読売テレビ)の生放送で「これでも、何年も前の話をね…」と同情気味にコメント。さらに、「ホンマにすごい前の〝お痛〟の話をね」「その当時はOKやった話もあるやん。私ら先輩の時代やったら。それがこんなに掘り返されて…」と、後輩のピンチを見兼ねたのか、擁護一色のコメントを続けていった。

挙句の果てには、「これって報酬もらえるんですか?」と、まるで告発した女性がカネ目当てかのような決めつけも。同じ吉本興業の後輩をフォローしていくのだった。

「何年も前」「昔はOK」発言で大炎上

しかしこの発言、当然ながら、ネット上では

《女性を妊娠させたら堕ろせと要求するのがOKだった時代は無い!》
《不倫はともかく中絶強要を庇う人がいるとは》
《過去のオイタのレベルではない》
《この人達の頭の中の都合の良い解釈でしょう》
《何年も前の話をほじくりだすなっていうけど その女性は一生苦しい思いをするんだぞ》
《中絶がOKやった時代っていつ? 江戸時代とか?》
《昔はOK? いつの時代もアカンやろ なに言っとんの? 老害か》
《この人 自分に娘がいて同じ様な事されても同じ事言うのかな? 何年も前の事今更言うなって》
《関西って、こんなヤバい芸人ばかりテレビに出てて大変だね。キツイわ》

と批判の嵐。そのズレた認識に、至極真っ当な意見が向けられている。

「昔の日本社会は今より男尊女卑で、女性は男性の言いなりになるのが当たり前。不倫はスキャンダルどころか勲章のようなものですし、そもそも愛人の1人や2人はステータスでした。ただ、中絶の強要よりも、そのまま産ませて〝隠し子〟にするケースが多かったですね。昭和のスター俳優や大物政治家は、あの人もこの人も当たり前のように隠し子がいましたよ。つまり、中絶は昔の芸能界でも非常識な行為であり、リンゴの発言は〝身内擁護〟のあまり事実を捻じ曲げています」(ベテラン芸能記者)

吉本芸人による問題発言・問題行動は今日も尽きない。

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