「俺はギャラ泥棒」フット後藤が『バイキング』降板の理由を告白

フットボールアワー 後藤輝基 

フットボールアワー 後藤輝基 (C)まいじつ 

『フットボールアワー』の後藤輝基が、かつてレギュラーを務めていた『バイキング』(フジテレビ系)を降板した理由を、番組MC・坂上忍の前で告白した。

6月15日、後藤は坂上がMCを務めるネット番組『デマ投稿を許さない』(ABEMA)に出演し、「バイキング」以来、久々だという坂上と対面。

後藤は情報・エンタメ路線だった番組初期と、ワイドショー路線の中期以降を両方知る存在のため、2人は当時の思い出話に花を咲かせていく。

坂上が「(番組の軸を)時事に変えられて『え?』ってなったでしょ?」と聞くと、後藤は「(ニュース)あんまり詳しくない、勉強して来なかった。いきなり、ほんまの世の中のど真ん中の時事ネタのニュースになる。どうしようかなっていうのがありました」と正直に回顧。

「出てて『俺いるかな?』っていうのがすごいありました。それこそ『バイキング』は、不正のお金とかって話があったりしても、僕は何も喋らず、じーっと…」「俺が1番ギャラ泥棒やんけと。それで申し訳ないなっていう感じはあって」と続け、時事に疎いことに苦悩していたと明かした。

フット後藤だけじゃない“路線変更”への不満

転機が訪れたのは2020年、コロナ禍でスタジオ人数を制限することになり、後藤は相方の岩尾望だけが出ている回を観て「家で観てた時に『これの方がええんちゃう?』と思ったんですよね」とのこと。これで降板を決意し、以降は岩尾のみのレギュラー継続になったという。

「降板までは至らないものの、ニュース路線に切り替えたことへの異議は、他の出演者も明かしています。今年5月、土田晃之は『アインシュタインの愛シタイン』(MBS)で、『スタッフから「笑っていいとも!の後番組でポップな番組をやります」と言われて「ぜひ出させてください」って言ったんです』と告白。ところが、『そうしたら、ちょっとずつニュースを扱うようになって…。知らない間に政治の話をしてるよねって。不倫とかどうでもいいんだけど…って思いながら。でも、そこでやめる勇気もないというか、子どもも4人いるんで学費も稼がないといけないんで、何でもやりますって感じで…』と、路線変更は不服だったことを暗に匂わせています」(芸能ライター)

とは言え、あれだけの話題性と注目度を博し、坂上がネットニュースの常連になったことを考えると、戦略的には〝成功〟な路線変更だったと言えるだろう。

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