『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツ『サンブレイク』が、6月30日に発売予定。そこに登場する“とあるモンスター”について情報が解禁されたのだが、史上初の試みが行われていたことで、『モンハン』シリーズのファンが歓喜に湧き立っている。
『フロンティア』からついに逆輸入が実現!
気になる情報が明かされたのは、6月14日に公開された最新映像でのこと。映像では黒蝕竜「ゴア・マガラ」の復活や、「エスピナス」「ダイミョウザザミ」「ヤツカダキ亜種」の登場が示されていた。
この中でとりわけ注目を集めたのが、エスピナスだ。棘竜(いばらりゅう)という異名を持つ飛竜種のモンスターで、もともとは2019年に惜しまれつつもサービスを終了した『モンスターハンター フロンティア オンライン』(MHF)シリーズの看板だ。
「MHフロンティア」シリーズで登場したオリジナルモンスター「棘竜 エスピナス」登場!
その甲殻と棘が外敵を寄せ付けない余裕からか、縄張りで無防備に寝そべる姿がよく目撃される。しかし、危険を感じ取ると体の一部を赤く染めるほど血管を拡張させて凶暴化するため要注意。#モンハンライズ pic.twitter.com/UizjWfJEoD
— モンスターハンターライズ:サンブレイク公式 (@MH_Rise_JP) June 16, 2022
これまでオンラインゲームの『MHF』シリーズは、“本家”ことメインシリーズとは別物の扱いとなっていた。『MHF』のモンスターも基本的には独立しており、ヴォルガノスとヒプノックが本家に参戦したことはあるが、いずれも本家シリーズとの共同開発で誕生したモンスターたち。純粋なオリジナルモンスターが本家に登場するのは、エスピナスが史上初のことだという。
さらなるサプライズにも期待?
記念すべき“逆輸入”のニュースに、往年のハンターたちは大盛り上がり。SNS上では、《初めてフロンティアが本家と繋がった歴史的瞬間》《フロンティアから逆輸入モンスターがいるのやばくない!?》《フロンティアから逆輸入って初めて? 絶対に来ないもんだと思ってた》《全世界のハンターが湧きました。未だに現実を受け入れられません》《フロンティアからの逆輸入が可能という前例を作ったのは快挙でしかない》といった声が続出。見事ツイッタートレンドの1位を獲得していた。
また、『MHF』シリーズの公式アカウントも吉報に反応。「ひさしぶりのエスピナス、PVでたくさん見てあげてください!」「もちろん、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売されたら、ぜひ会いに行っていただけますと幸いです」などと、喜びをあらわにしている。
ひさしぶりのエスピナス、PVでたくさん見てあげてください!
(懐かしい可愛い寝姿も健在です)もちろん、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売されたら、ぜひ会いに行っていただけますと幸いです。#MHF #モンハンライズ #MHサンブレイクhttps://t.co/jEam2rPHGC
— MHF-Z 公式ツイート (@MHF_official) June 14, 2022
なお、今回の歴史的快挙を受けて、ファンの間ではさらなる逆輸入への期待も寄せられている模様。まだまだサプライズが隠されているかもしれないので、続報に期待したいところだ。
文=「まいじつエンタ」編集部
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