井上尚弥が『はじめの一歩』リスペクト!? 4団体統一戦で間柴了ソックリな動きを披露

井上尚弥が『はじめの一歩』リスペクト!? 4団体統一戦で間柴了ソックリな動きを披露

井上尚弥が『はじめの一歩』リスペクト!? 4団体統一戦で間柴了ソックリな動きを披露 (C)PIXTA

12月13日、“日本最強ボクサー”との呼び声も高い井上尚弥と、イギリスのポール・バトラーが対戦。この試合で井上が見せたとある動きに、人気ボクシング漫画『はじめの一歩』を髣髴させる要素があったとして、一部ファンたちが盛り上がっている。

井上が真似したのはあのキャラクター?

この日行われたのは、ボクシングのWBA・WBC・IBF・WBO世界バンタム級王座統一戦。見事勝利した井上は、アジア人として史上初の主要4団体統一王者という偉業を達成した。

日本中が注目したビッグマッチだったが、そこで意外なところに目が向けられることに。なかなか攻めてこないバトラーに対して、井上が誘うような動きをする場面で、「はじめの一歩」の間柴了を思わせる仕草をしていたというのだ。

間柴といえば、ひょろりとした体格の長身ボクサーで、左手をだらりと下げたヒットマンスタイルから放たれるフリッカー・ジャブが得意技。たしかに井上は左手をフリフリと振っており、まるでフリッカー・ジャブを打つような動きに見えなくもない。

これが「はじめの一歩」ファンにウケたようで、《左手ブラブラさせる姿は、間柴のヒットマンスタイルを彷彿とさせました》《井上尚弥が間柴の真似してて、はじめの一歩読者として、なんか嬉しかったな》《今日の井上尚弥は間柴に見えたわ》《間柴のヒットマンスタイルもチラッと見せてくれてすごく面白かった》といった声が上がっていた。

作中最強キャラと比較される井上尚弥

今回の勝利により、井上はアジア人としては初、世界でも9人しかいない4団体統一王者に。しかも、全てのタイトル戦でKO勝利しており、圧倒的な強さでバンタム級を支配している。

そのキャリアを振り返ってみると、24戦24勝21KOという化け物じみた数字を残しており、まさに「ザ・モンスター」の異名にふさわしい成績と言えるだろう。

もはや漫画の世界の話にも聞こえるが、実際に「はじめの一歩」の作中最強ボクサー・鷹村守と井上を比較する声も。

鷹村は現時点で24戦24勝24KOという成績を誇っており、間違いなく作中で最強の存在。鷹村とは階級が違うものの、井上はまさにリアル鷹村と言っておかしくない。

実際にネット上では、《階級は違えど「はじめの一歩」の鷹村よりバケモノ感ありますな》《井上尚弥選手、はじめの一歩の鷹村守並に負けるのが想像できないバケモノレベルなのが凄い》《井上尚弥、鷹村守並にすごくないか?》といった称賛の声が並んでいた。

今回の試合を最後に、井上はスーパーバンタム級への転向を示唆している。

上の階級でさらなる伝説を築いてくれることを期待したい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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