『鬼滅の刃』“親ガチャ大当たり”のキャラは? 「家庭環境がSSR」と話題に

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アニメ『「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系)の第10話「恋柱・甘露寺蜜璃」が6月11日に放送。

甘露寺蜜璃の過去や家族にまつわる回想シーンが流れたのだが、その影響で〝親ガチャ問題〟が再び話題になっているようだ。

上弦の肆・半天狗の分身「憎珀天(ぞうはくてん)」の猛攻によって窮地に立たされた主人公・竈門炭治郎、妹の禰󠄀豆子、不死川玄弥の3人。そこへ柱である蜜璃が駆けつけ、憎珀天へ反撃を食らわせる。

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しかし、一瞬の隙をつかれてしまい、憎珀天の攻撃が彼女へ直撃。これにより蜜璃は気を失ってしまうも、今度は炭治郎らに救出され、気持ちを新たに憎珀天へと立ち向かうのだった。

「蜜璃が気絶している間に、彼女の回想シーンが流れました。彼女は幼少期から大人も勝てないほど力が強く、食事量も人一倍という特異体質の持ち主。ただ、大人になるとその体質が仇となり、お見合いが破談となってしまいます。

一方で家族仲は、作中に登場するキャラクターの中でもトップクラスに円満。彼女の特異体質を認め、結婚できないことに悩む蜜璃に『ずっとうちにいればいい』などと優しく語りかけています。

ほかにも、彼女の好物である桜餅を大量に買ってくれるなど、同作にしては珍しく〝良親〟でした」(アニメライター)

善逸、伊之助…“みなしご”の多い鬼殺隊

親に恵まれなかったり、早くに両親を亡くしたりと、とにかく家庭環境の複雑なキャラクターが多い「鬼滅の刃」。

たとえば、炭治郎も父親を病気で亡くし、第1話で母親と兄弟を殺されている。また、主要キャラクターである我妻善逸や嘴平伊之助はともに捨て子であり、善逸に至ってはおくるみに名前すら入れてもらえなかったという。

また、現在放送中の「刀鍛冶の里編」では、霞柱・時透無一郎や玄弥の過去も明らかに。玄弥の父親は日ごろから家族に暴力を振るい、最期は彼に恨みを抱く人物によって殺害された。

対して母親は、父親の暴力から子どもたちを守るような人物だったが、ある日〝鬼〟となって幼い子どもたちを殺害。生き残った玄弥を守るために、兄の実弥はあえなく母親を手にかけている。

無一郎の両親は、暴力こそ振るうような人物ではなかったものの、母親は病に倒れてそのまま呆気なく死亡。父親はそんな母親を助けようと薬草を取りに行った道中、崖から足を滑らせて転落死してしまう。

そして、双子の兄・有一郎もまた、鬼によって殺されてしまい、無一郎は程なくして鬼殺隊の道を歩み始めたのだ。

このように「鬼滅の刃」の主要人物は〝みなしご〟であることが多いのだが、どうやら蜜璃の両親は二人とも生きているもよう。

そのうえ、両親ともども子ども想いの優しい人物であるため、〝家庭環境がSSR(スーパー・スペシャル・レア)〟だと話題を集めたようだ。

人より丈夫に生まれ、両親からの愛をたくさん浴びた蜜璃。今後どのような活躍を見せてくれるのか、早くも次回が待ち遠しい。

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