楽天が放出するべき4選手! あの“3割バッター”もトレードの駒に…

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プロ野球のトレード期限まであと3週間を切る中、元千葉ロッテマリーンズの里崎智也氏が、東北楽天ゴールデンイーグルスのトレード候補を紹介している。

里崎氏は12球団で「トレードに出してあげた方がいい選手」を紹介する動画シリーズをアップしており、7月5日には楽天編をアップ。

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チームは現在最下位争いで低迷しているため、「だからこそ、良い選手を出して補強した方がいい」と放出候補を列挙する。

1人目に挙げたのは、かつて打率3割を打ち、侍ジャパンに選出されたこともある茂木栄五郎だ。

茂木は今季、打率0割台とアマチュアレベルの成績しか残せておらず、1軍出場も4月が最後。2軍暮らしが2カ月以上続いているが、ここでは3割を打っている。

これらを勘案した里崎氏は、「今だったらギリ、いい選手取れるよ」「1軍ないじゃん、場所が。それだったらもう出してあげた方が本人にとってもいい。欲しい球団多いはず」と説明した。

次に挙げたのは、2018年に新人王を獲得している田中和基選手。2021年以降は打率1割台と低迷を続けるも、走攻守揃ったスイッチヒッターとして「今だったら売れる。茂木も田中和基も、トレードとしていい選手引っ張って来れる」と語った。

今さらトレードくらいでどうにもならない楽天

投手では、昨年から出場のない塩見貴洋を「左で今すぐ使えて、2軍ではしっかり成績残してる。これはいけるでしょ」とし、さらにサウスポーでは弓削隼人の名を挙げた。

スマホをいじりながら2軍の成績をチェックし、「塩見、17日も投げてるよ。6回無失点」「弓削ワンポイント投げてるよ。無失点」「弓削いいじゃん」などと軽く触れていった。

こうして4選手を紹介した里崎氏は、「いいの穫れるんちゃう?」と、自身の〝選球眼〟に満足した様子。

「あとは1軍行くだけってなってて、もし使わないんだったら、もう出してあげた方がいいよね。欲しいとこあるでしょ」と話し、期待をにじませた。

「楽天は最下位争いの上に石井一久監督の謎な采配が多く、ファンが解任を叫ぶ騒動が連日SNSで起きている。

親会社の経営不振でチームのムードそのものが悪いのですが、とにかく石井監督がヘイトを浴びまくっています。トレードでもFAでも、大胆な血の入れ替えで暗さを払拭するのが急務でしょう」(週刊誌記者)

まぁ、今さらトレードしたところでAクラスすら絶望的なため、来季以降に向けて若手の起用でもした方が良いのではないだろうか。

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