月9『真夏のシンデレラ』大失敗の予感…『silent』の成功生かせず

画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

フジテレビ月9としては、7年ぶりの〝本格恋愛ドラマ〟となる『真夏のシンデレラ』。7月10日に放送がスタートしたものの、早くも特大爆死臭が漂っているという。

主人公の蒼井夏海(森七菜)は、海の町で生まれ育った明るく真っ直ぐで負けん気の強い性格。

通常なら交わるはずのない住む世界の異なる男女が、真夏の海で運命的に出会い、短くも甘く切ない夏に全力で胸を焦がしていく…。

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「初回の世帯平均視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。ここ数年の月9で最低を記録しましたね。

まあ、視聴率に関しては年々下がっているし、局内ではもう世帯平均視聴率を気にしないという風潮があるので、別に数字はどうでもいいとしましょう。

しかし、単純にストーリーがつまらなく、評判が最悪なのが大問題」(週刊誌記者)

1話終えて、Yahoo!のリアルタイムで『真夏のシンデレラ』を検索すると、サジェストに「ダサい」「古い」「つまらない」「昭和」などの辛辣な言葉が並ぶ。

『silent』では成功した新人起用

「同作の脚本を手掛けているのは、昨年の『フジテレビヤングシナリオ大賞』で大賞を獲得した新人脚本家。

ヤンシナ出身の新人起用と言えば、昨年の『silent』が思い出されます。これが大当たりしたので、波に乗ろうとしたのでしょうが…。

まだ1話だけなので何とも言えませんが、このままではかなり厳しい。新人を積極的に起用するフジテレビの戦略は立派ですが、いきなり月9は荷が重すぎたのかも」(同・記者)

また、そもそも今作は、プロデューサー主導での無理くりな作品のために、脚本が崩壊したとのウワサもある。

「2日に行われた制作発表会見で、ドラマの結末はまだ決まっておらず、役者の芝居や視聴者の反応によって物語が変わっていくと発表されました。

このSNSを意識しまくった仕掛けが脚本に負担をかけてしまった感は否めませんね。序盤からとっ散らかっていると評判でしたが、後半はもっと崩壊していく可能性大」(同)

このせいで、「やっぱり恋愛ドラマはナシ!」という風潮にならなければ良いのだが…。

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