『X JAPAN』なぜこのタイミングで新曲? YOSHIKIとToshlの関係に変化!?

 X JAPAN YOSHIKI

X JAPAN YOSHIKI(C)まいじつ

7月28日に、ロックバンド『X JAPAN』の8年ぶりとなる新曲『Angel』がリリースされた。

ここ数年、リーダーのYOSHIKIとボーカルのToshlの確執など、バンドの内情をめぐって様々な憶測が飛び交っているが…。

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音楽事務所関係者が語る。

「バンドの内情については、ウワサレベルではなく、事実ベースで話が広まっています。Toshlが頑なに『X JAPAN』の曲をテレビ番組などで歌わず、YOSHIKIのドキュメンタリー番組でも自身の映像を使用することを認めないなど、取り付く島がない状況です」

ではなぜ、そんな中で新曲がリリースとなったのか。

「そもそも『Angel』は、YOSHIKIとToshlが不仲に陥る前に、すでにレコーディングされていた。YOSHIKIはすべてのボーカルや楽器のレコーディングが終わった後も、延々とイジり続けることで有名。このため、新曲をリリースするペースが極端に遅いのです。今回は制作当時の契約が〝生きていて〟Toshlが口を挟めなかった可能性もある」

YOSHIKIが昨年結成したバンド『THE LAST ROCKSTARS』も、レコーディングを終えているのに出してない曲がいくつもある。唯一配信した一曲も〝PARIS MIX〟と記載。ライブの関係で渋々出しただけで、YOSHIKI的には「まだ完成形じゃない!」と納得していないフシがあるというのだ。

SUGIZOが「国宝級の声」とヨイショ!

今回の新曲リリースで、『X JAPAN』の今後について何か変化があるのか。

「本当に不仲で修復不可能ならば、いくらレコーディングしていても世に出さないでしょう。別にタイアップがあるわけでもないし、新曲リリースで得られる利益は、YOSHIKIからすれば微々たるもの。これによって、変なウワサもまた再燃するとなると、むしろマイナスでしかありませんからね。そんな中でリリースに踏み切ったのですから、それなりに希望の光も見えています」

『X JAPAN』復活のカギを握るのは、ギターのSUGIZOだという。

Toshlが新曲リリースについてSNSなどで一切触れないなか、SUGIZOはX(旧ツイッター)で新曲について《本日、X JAPAN8年ぶりの新譜「ANGEL」がリリースされました! “国宝級の声”を是非感じてくださいー!》と触れていたからだ。

「これは完全にToshlへのメッセージでしょうね。YOSHIKIがアレコレ言うと角が立つため、SUGIZOが間に入ることになったのかもしれません。SUGIZOは『X JAPAN』が再結成した後の2009年に正式加入。『LUNA SEA』と掛け持ちをして、多忙な日々を送っています。

特に『X JAPAN』の活動は、YOSHKIが〝SUGIZOがいなかったらまともに動いていない〟と言うほど縁の下の力持ちとして支えている。出たとこ勝負をしがちなYOSHIKIや、それについていくだけのメンバーに対して、SUGIZOは超念入りに音のリハーサルをする完璧主義者。

SUGIZO主導で『X JAPAN』がライブのリハーサルをすることもあり、バンドのクオリティーはSUGIZOにかかっているといっても過言ではありません。彼は体育会系な面もあるので、直属の先輩である『X JAPAN』の緊急事態には必死で動くはずです」

後輩のSUGIZOから優しく声をかけられたToshlは、どう反応するのか。

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