『UVERworld』が男女差別!? ライブ座席の割り振りを巡って炎上

(C)Gorodenkoff / Shutterstock

人気ロックバンド『UVERworld』が炎上している。

バンドは9月25日から12月31日にかけて、ツアーライブ『UVERworld ENIGMASIS TOUR』を開催。渦中にあるのは、12月20日と21日の2日間にわたって行われる横浜アリーナでのライブだ。

「20日のライブはもともと座席が男女別となっており、ステージ真正面に男性限定のスタンディングエリア、そのスタンディングエリアを囲むように男性限定のアリーナ指定席が用意されていた。

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一方で、女性限定アリーナ指定席と女性限定スタンド席は、男性限定アリーナ指定席を囲むような位置で、ステージに近い席が全て男性席だった。チケットの値段は性別関係なく同じ。当然、ファンから怒りの声が上がり、炎上に発展した」(芸能ライター)

この騒動はボーカルのTAKUYA∞にまで届き、席は男女混合に変更された。TAKUYAはインスタグラムのストーリー内にて《わかったよ。スゲーの見せたげたいって気持ちだけでスタッフさんにお願いしてこの席分けになったけど。やめよ。20日も21日も混合ね》とコメント。

性別で席を分けたのは、男女混合だと危険だからという理由らしく、インスタで《アリーナ凄く危険な状況になる時あるから女の子気を付けてね》と注意喚起している。

性別分けライブが得策の可能性も

UVERworldは今回だけではなく、以前もライブ開催を巡ってひと悶着あった。

「バンドはかねてより、男性限定のライブ〝男祭り〟や女性限定ライブ〝女祭り〟を行ってきた。しかし、ファンクラブのメールで内容をぼかし、男女混合で抽選を行った結果、男性のみが当選するという騒動もあった」(同・ライター)

UVERworldはデビュー当時、9割以上が女性ファンだったという。TAKUYAは以前の〝女祭り〟で「今の俺たちがあるのは、みんな(女性ファン)が支えてくれたから」と語っている。

しかしUVERworldのファンである通称〝crew〟は、性別で分けたライブを開催が得策の場合もある。男性のcrewに〝出会い厨〟が多く、過去に女性crewを恐怖に陥れたためだ。

「邦楽アーティストのファンは、異性との交流にがめつい〝出会い厨〟が多い傾向にあることは有名。特にUVERworldの男性crewは、異性交遊目的で女性crewをオフ会に誘うことが多発。トラブルの多さから、運営がファンクラブを通して注意喚起メッセージを発信するほどだった」(同)

なにかとジェンダーレスが注目されがちな昨今だが、区別すべきところは見極めたほうが良さそうだ。

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