テレ東『孤独のグルメ』との2本柱に! 栗山千明『晩酌の流儀』が大好評のワケ

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テレビ東京のドラマ『晩酌の流儀』の注目度が高まっている。同局が長年放送している大人気作『孤独のグルメ』シリーズとの2本柱になる可能性を秘めているようだ。

『晩酌の流儀』は2022年のドラマで、不動産会社に勤める営業社員・伊澤美幸(栗山千明)が主人公。現在は『晩酌の流儀2』が続編として放送されている。

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「美幸は1日の最後を飾る晩酌のために労を惜しまない女性。定時になるとキッチリ退社。お酒をより美味しく飲むためにジム、サウナ、ジョギングなどをおこない、その後、食材を購入。自分で料理し、宅飲みするのです。

第1シリーズでは運動で汗を流しましたが、続編は引っ越し。会社を出た後、スーパーまで腕を大きく振って早歩き。食材を持ってヨロヨロになって家に着くのが日課です」(ドラマライター)

ドラマはサントリーの協賛。料理とともに必ず同社の発泡酒を飲むのがお決まりだ。

「毎回、同じ発泡酒の銘柄を見せるのが、サントリーの意向なのでしょう。たまに酎ハイ、ハイボールも瞬間的に出ますが、基本は発泡酒。銘柄を幅広く見せてほしい気もします」(前出・ドラマライター)

『晩酌の流儀』シリーズ3も放送確定?

美幸の料理は、プロ級だ。家で焼き鳥、寿司、中華を作り上げる。

8月25日放送の8話では、タイ料理を披露する。料理監修はドラマ内でスーパーの店員に扮する『ロバート』の馬場裕之がおこなっているという。

「馬場は料理本を出していて、飲食店を経営。ドラマ内では美幸に食材を勧める、ほのぼのとした店員役。料理監修も多彩ですが、俳優としても地味にハマッています」(同)

昨年の大晦日には『孤独のグルメ』SPとともに、『晩酌の流儀』SPも放送された。

「このままいけばシリーズ3も確実でしょう。料理はハンパな飲食店より断然美味しそうに見えますし、サントリーの大きな宣伝になっている。『孤独のグルメ』はいろいろな飲食店に入り、豪快に食べる。栗山のドラマは家庭料理なのに華やかさが売り物。対照的です」(同)

食べ物ドラマ=テレビ東京という時代が迫っているようだ。

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