福原遥&深田恭子『18/40』ドロドロすぎて昼ドラ化! 友情、恋愛、義実家問題が入り乱れる愛憎劇「ぜんぜん共感できない」

深田 恭子 

深田 恭子 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

8月22日に放送されたドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系)第7話で、まるで昼ドラのような愛憎劇が繰り広げられていた。

年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)作品のはずだが、はたして物語はどこへ向かっているのだろうか…。

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主人公の仲川有栖(福原遥)は、息子の海(山手康暖)の子育てに奮闘していた。そんな彼女の前に海の父親であり、有栖から逃げた元カレの麻生康介(八木勇征)が現れる。

彼は有栖の友人・西村世奈(出口夏希)から出産のことを聞き、居ても立ってもいられなくなったという。さらに有栖へ想いを寄せる黒澤祐馬(鈴鹿央士)も現れ、有栖に突然告白。対する康介も有栖と海を支えたいと言い出し、開始わずか数分でドロドロの三角関係を展開した。

だが有栖の受難は続く。好意の返事も有耶無耶になったまま迎えた後日、今度は康介の両親が妊娠・出産費用を持参して有栖に突撃。妊娠発覚時は子供をおろすよう促していたが、「(海は)私たちにとっても孫なんです」「ちゃんと認知はさせますから」と手のひらを返し、思いを有栖にぶつけるのだった。

また有栖の出産を康介に教えた世奈は、かねてより康介に好意を寄せていた。彼が有栖を妊娠させ、責任を放棄したクズ男であることを知りながら、有栖よりも自分の恋心を優先させている。

ドロドロすぎて昼ドラみたい!?

そして一方、もう1人の主人公・成瀬瞳子(深田恭子)の恋愛も三角関係に突入。偶然知り合った加瀬息吹(上杉柊平)に告白され、返事をずっと先延ばしにしてきたが、息吹の後輩・榊原透子(北香那)も彼を慕っていたことが発覚する。

物語終盤でようやく瞳子が答えを出し、晴れて息吹と付き合うことになる。しかし、そのことを透子は知らない。恐らくここからもうひと波乱、ふた波乱起こるのだろう。

さらに、有栖に告白した祐馬は、瞳子が務める会社の社長の息子。そして社長息子の許嫁は、有栖とも面識がある大学院生・光峯綾香(嵐莉菜)。

綾香はかねてより祐馬が有栖に好意を寄せていることを知っており、うっすら嫉妬心を滲ませていた。有栖は祐馬のことをフッているが、祐馬が有栖を想い続ける限り、綾香との関係は上手く進まないだろう。

「シスターフッド作品でありながら、片づけなければいけない課題が山積みで、もはや瞳子と有栖の絆は二の次といった感じ。ドラマのテーマも友情なのか、恋愛なのか、何に焦点を当てたいのかはっきりせず。視聴者から『出産直後なのに、主人公モテモテ過ぎてぜんぜん共感できない』と指摘されています」(ドラマライター)

登場人物と設定がモリモリで何が何だかわからないが、はたして2人は問題をどのように乗り越えていくのだろうか。

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