バスケW杯の歴史的勝利は『ロウきゅーぶ!』のおかげ!? 日本代表17年ぶりの快挙と声優ユニット10年ぶ…

バスケW杯の歴史的勝利は『ロウきゅーぶ!』のおかげ!? 日本代表17年ぶりの快挙と声優ユニット10年ぶりの復活が同日に実現

バスケW杯の歴史的勝利は『ロウきゅーぶ!』のおかげ!? 日本代表17年ぶりの快挙と声優ユニット10年ぶりの復活が同日に実現 (C)PIXTA

8月27日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」(バスケW杯2023)にて日本代表チームが歴史的な勝利を果たした。奇しくも同日にはバスケットボールに関連する伝説のユニットが復活を遂げており、《日本バスケ史に残る1日》としてネットをざわつかせている。

日本代表が17年ぶりの勝利

「バスケW杯2023」は、8月25日から9月10日にかけて、日本、フィリピン、インドネシアで開催中。日本代表は1次ラウンドで、強豪がひしめく“死の組”ことグループEに入っており、8月27日には沖縄アリーナでフィンランド代表との試合を行った。

日本代表はFIBA男子世界ランキングで36位だが、フィンランド代表は同ランキング24位で格上となる相手。試合前半では10点差をつけられるなど、苦戦を強いられた。しかし後半の第4クオーターからはシュートを次々と決め、ついに逆転。98―88で日本の勝利となった。

日本代表がオリンピックを含めた世界大会で勝利を飾るのは、2006年に開催された世界選手権(現・W杯)のパナマ戦以来、17年ぶりのこと。また、世界大会でヨーロッパ代表チームから白星を獲得したのは史上初のことであり、日本のバスケットボールシーンの歴史が動く記念すべき勝利となった。

この歴史的快挙に、SNS上では《今日の試合見れて本当に良かった》《歴史的瞬間を目撃できて最高です!》など、祝福の声が相次いでいる。

ところで同日、バスケットボールに関連して、さいたまスーパーアリーナにてもう1つの記念すべき出来事が起きていた。伝説のユニット『RO-KYU-BU!』の復活だ。

日本代表を勝利に導いた声優ユニットの復活劇

その奇跡をお膳立てしたのは、8月25日~27日にかけて開催された日本最大級のアニソンライブイベント『Animelo Summer Live (アニサマ)2023 -AXEL-』。その3日目に、シークレットゲストとして声優ユニット「RO-KYU-BU!」が出演した。

同ユニットは2011年に放送されたアニメ『ロウきゅーぶ!』から生まれたもので、メンバーは花澤香菜・井口裕香・日笠陽子・日高里菜・小倉唯という5人の人気声優。そして同アニメといえば、バスケットボールに打ち込む女子小学生たちのスポ根な日々を描いた作品だった。

「RO-KYU-BU!」の再結成は、実に10年ぶりの出来事。思いがけないサプライズに、会場にいた観客たちは大いに盛り上がったようだ。

伝説のバスケットボールアニメのユニットが復活を遂げた日と、日本代表による歴史的な勝利が重なったことで、SNS上では《ロウキューブが復活した日に日本がバスケで勝つとはなんたる偶然》《日本代表がW杯で勝利し、RO-KYU-BU!が復活。今日は日本のバスケ界にとって歴史的な日になったね!》《日本バスケの歴史的な1日にRO-KYU-BU!が復活してんの奇跡、いや必然か》《マジで今日から日本のバスケは変わる。ロウキューブも復活したし》といった声が続出。

さらには、《フィンランド戦の勝利、完全にRO-KYU-BU!のおかげだろ…》《ええ!? アニサマでRO-KYU-BU!復活したからバスケ日本代表が勝利したって!?》と「RO-KYU-BU!」を勝利の女神のように扱うファンも現れていた。

奇しくも2023年は、バスケットボールを題材としたアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』が興行収入150億円を超える大ヒットを記録した年でもある。これは日本バスケットボール界が迎える革命の第一歩なのかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

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