“お笑い芸人”という肩書きがプレッシャーに? ロバートのトリオ解散騒動で見えてくる“凡人芸人”たちの切実な悩み

秋山竜次 

秋山竜次  (C)まいじつ 

キングオブコント王者にも輝いた実力派人気トリオの『ロバート』が解散――。そんな驚きの情報が報じられた。

「現状、芸人として第一線で活躍できているのは秋山竜次のみ。馬場裕之は料理タレント、山本博はポケモン配信ユーチューバーと化しており、それぞれピン芸人のような状況です」(お笑い評論家)

実は、裏で昨年に〝解散騒動〟もあったという。

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「9月4日の『FRIDAYデジタル』によると、昨春頃、秋山と幼馴染で40年来の仲である馬場から、解散の申し出があったとのこと。馬場は『もう面白いことはできない』と自身の限界を理由としましたが、秋山が説得して今に至るようです」(業界事情通)

一体なぜ馬場の心は折れてしまったのか。カギとなるのは〝能力不足〟だという。

土田晃之「自分を芸人だと思っていない」

「秋山は芸達者でハイレベルな芸人ですが、馬場と山本はハッキリ言って凡人。もともと能力にかなり差があり、特に秋山を長年隣で見てきた馬場は、自分のような凡人が秋山と同じ『芸人』という肩書きでいいのかと、センスの違いをひしひしと感じていたといいます。

現在、料理タレントと化しているのも、『〝芸人〟として面白いことをしなければいけない』というプレッシャーから開放されたい思いもあるのでは」(前出・評論家)

コント王者に輝くほどの実力派トリオメンバーにしてはなんとも寂しいが、「芸人」という肩書きから自身を開放する者は少なくない。

「ピン芸人の土田晃之は昨年のYouTubeで、ひろゆきこと西村博之氏とレスバトルし、『僕は自分のことを芸人だと思っていないんで。テレビタレントなんで』と吐露。現在は家族を養うことが最優先で、かつてほど笑いを取りにいく精神がなくなったと明かしています。

このように、自身の能力不足から自らを芸人扱いしない芸人は多く、馬場もこの1人だったのでしょう。家電好きタレント・土田、料理好きタレント・馬場ということです」(お笑いライター)

馬場は料理を公開しているYouTube登録者数が100万人超、沖縄にオープンした飲食店も好調が伝えられている。

このまま料理の道へ行ってしまうのだろうか。

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