『18/40』18歳のシングルマザー・福原遥の人生がイージーすぎる! 全てが中途半端で何が伝えたいか不明なドラマに…

深田恭子 福原遥 

深田恭子 福原遥 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

福原遥の主演ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系)第9話が9月5日に放送され、福原演じるシングルマザーの〝人生イージー〟ぶりに辟易する声があがっている。

同作は、恋を後回しにしてきたアートスペシャリストのアラフォー・瞳子(深田恭子)と、キュレーターになる夢に向かって歩きはじめたシングルマザーの18歳・仲川有栖(福原)の〝シスターフッド〟が描かれている。

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有栖が息子・海を出産してから数カ月が経過。瞳子の高級タワーマンションに住みながら2人で海を育てる一方、有栖は大学の復学を果たしてアートに関する勉強に勤しむなど、順調な日々を送っていた。

そんななか、かねてからの夢だったキュレーター職に一歩でも近づくため有栖は、瞳子から打診されたコンペに出場。子育てと大学に加え、コンペの準備に追われていく。

だが、そんな有栖の周りには手助けしてくれる人が多くいる。有栖の父親・市郎(安田顕)や、瞳子の母・貴美子(片平なぎさ)は、日頃から頻繁に瞳子の自宅に出入りして、食事の面をサポートしていた。

また、海の父親である康介(八木勇征)は慣れないアルバイトで稼いだ6万円を養育費として毎月振り込み、有栖の親友たちも有栖親子の手伝いを買って出る。

そして開かれたコンペ当日、有栖の元に保育園から海の発熱を知らせる連絡が入った。有栖は関係者に「急用ができた」と言って去ろうとするが、有栖に思いを寄せる友人・祐馬(鈴鹿央士)が「俺が代わりに行く」と手を挙げ、有栖はコンペに集中するよう言いつける。

有栖は祐馬に海を任せてコンペに出場。その結果、コンペに合格しキュレーターへの道を歩み始めるのだった。

シスターフッド(一方的な支援活動)

「夢も子供も諦めず、やりたいことを追う姿を描こうとしているとはいえ、有栖の人生は笑えるくらいイージーモード。見返りなく、これだけ助けてくれる人が居たら、そりゃ18歳未婚で子育てすることも簡単でしょう」(芸能ライター)

しかも、当の有栖はこのような恵まれた環境に鈍感なようで、軽くお礼を言うだけで済ましがち。その上、コンペの準備などで〝私頑張っています〟感を醸し出しているから厄介だ。

「ドラマ序盤から、有栖の好感度はずっと低いまま。悲劇のシンデレラを気取っていますが、世のシングルたちは《これ見てシングル楽じゃん!って思われたくない》と呆れています。

そもそもドラマは、サブタイトルが『ふたりなら夢も恋も』というように、年の差がある女性が支えあうストーリーかと思ったら、一方的に瞳子が援助しているだけ。

18歳シングルマザーの大変な子育てを描いているわけでもないし、シスターフッドを描いているわけでもないし、何から何まで中途半端。なにがしたいのかさっぱりわからない」(同・ライター)

もはや現実味がなさすぎて、どんなファンタジー作品よりもファンタジーじみている。

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