元キスマイ・北山宏光は結局なぜジャニーズを辞めたのか? 他の“辞めジャニ”との大きな差で不信感が強まる

ジャニーズ事務所

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元『Kis-My-Ft2』の北山宏光が、誕生日である9月17日に『TOBE』への移籍を発表した。

北山はこの日、滝沢秀明氏が社長を務め、三宅健や平野紫耀らが所属するTOBEの公式YouTube配信で移籍を発表。

心機一転となる今後の活動については、「今まで音楽活動もしてきましたけども、これからは作詞であったり作曲であったり、作るって方にもどんどん入っていけたらいいなと思っています」「またお芝居もやりたいなと思っております」と述べた他、MCや後輩の育成、アジア進出も希望した。

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「今までと大きく変わりますか?」との質問には、「基本的には大きく変わることはないのかなと思います」とコメントしている。しかしそうなると気になるのは、彼の移籍理由だ。

「平野、神宮寺勇太の元『King & Prince』勢は、海外進出を強く希望したが、メンバーや事務所と相違があったことから事務所を退所。海外志向を掲げ、既存メディアではなくネット中心に活動していくTOBEの方針と合致するため、移籍も頷けます。

対して、北山は『キスマイ』で台湾ライブや演技、歌、MCをやっており、今後の活動方針はジャニーズ時代となんら変わらない。本人も変わらないと認めてしまっているし、これでは移籍する必然性に欠け、何がしたかったのか甚だ疑問です」(芸能記者)

なぜジャニーズ事務所を辞めたのか謎のまま

ジャニーズ退所時、北山は公式声明で《芸能生活21年、世の中の環境が目まぐるしく変わる時代の中、もっといろんなことに挑戦し第二の人生を歩んでみたいと思うようになりました》と綴っていた。

だが、これでは変わったのは事務所だけで、なんのために移籍したのかという話になるだろう。

「北山の退所は『週刊文春』で事前リークされ、記事内には玉森裕太や藤ヶ谷太輔との仕事格差に不満を抱いていたとの理由が綴られていました。

しかし、北山は『週刊TVガイド』6月21日発売号の連載内で、これについて《仕事量が不満で…とか、格差がどうの、みたいな記事を見るけど、そんなことはない。俺、そんな人間じゃないから》とキッパリ否定しています」(ジャニーズライター)

どうやら不満はないようだが、そうなるとより理解に苦しむだろう。不満もなく活動内容も変わらないなら、なぜ移籍したのか…。

「滝沢氏は長年Jr.の振付師だったダンサー・SANCHE氏をはじめ、タレントだけでなくスタッフもジャニーズから相当数引き抜いていることが伝えられている。古巣との差別化を押し出している一方、実態は〝第2のジャニーズ〟に過ぎない。

タレント側からも、なぜジャニーズを辞めたのか、ジャニーズではダメでTOBEならできることが明示されていない。海外進出を理由にイチから独立、出直しをした赤西仁、山下智久らと違い、『なんだかジャニーズも昔ほどじゃなくなりそうだし、よしみのある滝沢氏のところに移ろう』という軽い思いが伝わってくる」(芸能リポーター)

性加害問題で事務所名が枷となり、活動制限されたタレントがごっそり移籍するなんてこともあり得そうだ。

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