ジャニーズ“個人契約”ならOKの違和感…ジャニー喜多川エピソードを流布してきたタレントたちの責任は?

嵐 櫻井翔 

櫻井翔 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

性加害問題が事実として認定されたうえに、激アマな対策措置をしたことで、窮地に立たされているジャニーズ事務所。所属タレントはCMなどが打ち切りラッシュとなっているが、そんな中で〝個人契約〟の話が浮上している。

これをもちかけたのは、『嵐』櫻井翔がCMキャラクターを務めている『アフラック生命保険』。同社は今回の問題を受けて、ジャニーズ事務所との広告契約を解除するとの方針を示す一方で、〝所属タレントに罪はない〟という考えから、櫻井との個人契約を検討しているという。

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「ジャニーズは9月13日、公式サイトを更新して今後のタレントの仕事について発表。番組や広告出演で得られる金銭は全てタレント個人に直接支払い、事務所は報酬を得ないというのです。

この処置も、〝所属タレントに罪はない〟という考えからでしょう。これなら今まで通り、タレントが仕事ができると考えているようですね」(芸能記者)

しかしアフラックにしろ、ジャニーズにしろ、その考えはズレていると指摘する声も多い。

故・ジャニー喜多川氏のイメージを作った?

「もちろん諸悪の根源は、故・ジャニー喜多川氏による性加害ですが、ジャニーズタレントたちには、それを知っていて『見て見ぬフリしてきたのでは?』という疑いの眼差しが向けられているのです。

声をあげるのが簡単なことではないのはわかります。しかしこれまで、バラエティー番組などで散々、喜多川氏にまつわる面白トークをして、喜多川氏が〝安全な人〟というイメージを植え付けていたのは、他でもないジャニーズタレントたち。

その話を聞いて、自身の子どもをジャニーズに入れてみようと思った親御さんは多いことでしょう。本当に『見て見ぬフリ』だったならば、ジャニーズタレントの責任はあまりにも重い」(同・記者)

また、新社長となった東山紀之には、自身も性加害の加害者であった疑惑まである。

「こうした面から、個人契約ならOKと考えるのは時期尚早。まずはやはり事務所が問題を真摯に受け止めて変わらない限り、タレントもダメージを食らうことになるでしょうね」(同)

個人契約でお茶を濁すことだけはやめてほしいものだ。

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