『水ダウ』ギャラクシー賞候補の“社会派”な説が大反響! 商店街のシャッター店舗ランキングで驚きの事実「なんだか寂しい説だった」

松本人志 

松本人志  (C)まいじつ 

9月20日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、日本一のシャッター街を決める企画が放送され、社会派な内容にさまざまな意見があがっている。

今回の企画は、全国の商店街を対象に「シャッター店舗数/全店舗数」でシャッター店舗率を算出し、トップ10をランキング形式で発表していくというもの。

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第4位にランクインしたのは、兵庫県姫路市にある「飾磨名店街」。かつては32店舗が営業していたが現在が8店舗のみでシャッター率は81.3パーセント。

ここまで閉店が続いてしまった背景として、1970年代に大手企業が土地を取得し、大型ショッピングモールを開店。商店街もその恩恵を受けていたが、2006年に集客の要となるショッピングモールが閉店し、それに伴って活気を失って閉店してしまったという。

「さまざまな事情でシャッター街になっている商店街ですが、中でも話題を集めたのは、1位となった岐阜県岐阜市にある『スタープレイス柳ケ瀬商店街』。シャッター率は84.6パーセントでした。

柳ケ瀬は風俗店が盛んな歓楽街だったものの、2012年に開催された『ぎふ清流国体』に合わせた〝柳ケ瀬浄化作戦〟により一掃。その結果、風俗店だけではなく、風俗店に差し入れするために重用されたフルーツ屋なども続くように潰れ、一気にシャッター街化してしまった。

つまり行政が一般市民の仕事を奪い、街を壊してしまったのです」(芸能ライター)

「浄化作戦は人も浄化して…」

シャッター街が誕生する理由のひとつに行政の事業が絡んでいたことを指摘した同番組。

珍しく社会派な内容は、意外にも視聴者から好評で《浄化作戦は人も浄化して商店街も浄化し消滅するという》《日本の衰退を感じるなんだか寂しい説だった》《ちょっとだけザ・ノンフィクションを見てるような気になった》などと考えさせられたという声があがっている。

実際、浄化作戦という名の撤廃活動が行われていたことを初めて聞いた人も多いだろう。優秀番組・個人・団体を顕彰する『ギャラクシー賞』候補にあがるのは間違いなさそうだ。

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