滝沢秀明　画／彩賀ゆう （C）まいじつ

ジャニーズ事務所の記者会見が行われた10月2日、『関ジャニ∞』の村上信五が『午前0時の森』（日本テレビ系）に生出演。会見が行われた当日に偽らざる本心を語った。

会見直後の生放送とあり、多くの注目が集まる中、村上は番組冒頭で「今日は何でも聞いてください！」とNGなしを宣言する。

共演の劇団ひとりは新たなグループ名への思いなどを聞き、新会社とエージェント契約を結ぶのか、他事務所へ移籍するのかもたずねた。

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その中でひとりは、村上と同時代を過ごした戦友である滝沢秀明氏が設立した事務所・TOBEに言及。「TOBEに行くとかさ、そういう流れとかもあんのかなとか思った」と聞くと、村上は「これはね、俺らは絶対ありません」と移籍を否定した。

さらに、「向こうも嫌がるし、俺を預かるの」「こんなタイプの嫌われるでしょ！」と、滝沢氏は自身を〝戦力外〟として見ていると予想。「だってタッキー、TOBE行ってから俺に何のオファーもないですもん。ということは、でしょ」と自虐した。

この何気ない発言に、TOBEのファンは噛みつく。村上が「オファーがない」と表現したことに、「そもそもタッキーは引き抜きなんかしていない」とヒートアップしたのだ。

「引き抜き」の定義を巡って物議

ネット上には、《こういう発言があると、誤解を招く》《まるでTOBEに加入した方達は、タッキーが引き抜いたような印象に取れてしまう》《タッキーが『引き抜きはしません』と断言してるのを何かで見ました》《TOBE側からはアーティストにオファーはかけていないと思います。引き抜きはしていないと明言されています》など反論が上がる。

だが一方で《え？　完全に引き抜いてるでしょ》《辞めるんです～！ 滝沢さん入れて下さい！と平野達が頼んだと？ 仲良しの三宅、IMPならまだ分かる》《やっぱり引き抜きだったという事か。タッキー怖いわ》などの声も上がった。

「確かに、TOBEへの移籍はシームレスではなく、空白期間を置いてからですが、これをもって『〝引き抜き〟はしてない』なんて言葉のあや。活動のためには早い段階から準備が必要であって、交渉や協議は当然、前事務所在籍時から行われるもの。滝沢氏が引き抜きをしているのは明らかでしょう。

一般人も、ヘッドハンティングされて退社後、空白期間を経てから新会社に入社なんて珍しくないでしょう。例えば元『Kis-My-Ft2』の北山宏光はジャニーズ退所から2週間でTOBEに属しているわけで、この短期間に諸々の移籍をまとめたなんて現実的にあり得ません」（芸能ライター）

村上の発言で、滝沢氏の引き抜き工作が事実上確定したようだ。